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2009/3/29

幸せなんだろうな  アニマルコミュニケーション

今日はお仕事が予定より早く終わったので立川で軽くブランチをとり、電車の中で眠るつもりだった。

ところが高尾を過ぎてから笑い袋みたいな70代後半くらいのおばあちゃんの団体が乗ってきた。

同窓会らしく石和温泉での予定を話しては大笑い。

停車駅ごとに窓を開けて
「○○ちゃあ〜ん!こっちこっち!
席とってあるだよ〜!席あるだ〜!こっちから乗りゃあいいだよ」と身を乗り出して叫びまくる。

○○ちゃんらしき人物は両手にたくさんの荷物を持って他の仲間を自分が乗るドアの方に呼んでます。

3つくらいの駅でそんなことを繰り返し増殖していくおばあちゃん集団。

やがて私はうとうとと眠ってしまい…。

あまりにけたたましい笑い袋に目が覚めると私の座っていた席はびっしりおばあちゃん集団に囲まれていた。

目の前をタッパに入れた漬物やらりんごが行き交い、おやつの飴や手作りの饅頭が配られサロンパスとハクキンカイロのベンジンの匂いとショウノウの匂いがミックスされて複雑な臭いが車両にたちこめる。

自宅で煎れてきたペットボトルのお茶を飲みはじめて、ちょっとしたミニパーティが始まっていた。
電車にトイレがついているので安心してお茶を飲める。余裕たっぷり。

おそらく同級生はもっとたくさんいただろうに元気で温泉旅行に行けるのはこの人たちだけだったのだということなんだろうと思う…。
病気や認知症やら亡くなった人やら経済的にきつい人…。

毎年少しずつ参加人数が減っていくんだろうな。

人間の幸せって本当はこういうことのような気がする。

少しずつ年金を積立て地元の同級生たちと一泊の温泉旅行に向かう。
家では息子夫婦や孫にイラッとすることがあっても温泉旅行でスッキリとストレスを解消し、喧嘩ばかりしている嫁にもお土産の一つも買ってあげるんだろうな。
まぁ、次の日にはまた喧嘩して「お土産返せ」とか思うだろうけどね。

このおばあちゃんたちが来年も石和温泉旅行に行けるように。

腰痛や膝の軟骨がこれ以上すり減らないように。

無事に楽しんで帰宅できるように。

今日は笑い袋のおばあちゃんたちのために幸せを願ってあげよう。



2009/3/30  16:01

投稿者:愉意

tetsurowさん
確かにどこにこんなパワーが残っているんだろうというくらいに賑やかでした。
目を瞑って寝たふりしながら聞いていたんですが声の大きい人は長生きすることがよくわかりました。
私は子供の騒がしさは苦手なんですが、会話に耳を傾けているとおばあちゃんの会話って面白いですよ。

2009/3/30  11:28

投稿者:tetsurow

車内のけたたましい、もとい、
とっても賑やかな状況が、
愉意さんの素晴らしい表現力で
リアルに伝わってきます・・。

しかしそんな喧騒に巻き込まれたにもかかわらず、
温かい目線でおばあちゃんたちを
見守ることができる愉意さん、
素晴らしいですね。

年老いた時の自分のことを、
なんだかしみじみと考えてしまいました。

http://tetsurow.exblog.jp/

2009/3/30  0:26

投稿者:愉意

小太郎さん
年からするとうちの両親と同じくらいだとおもうのですが。
若い頃から畑仕事を続けたために腰がまがり指の節が高く足は湾曲。
そんなことが当たり前かのようにお茶を飲み笑っている姿。

一生懸命生きた証がおばあちゃんそのものなのです。

2009/3/29  23:05

投稿者:小太郎

今日はしんみりと読みました。
人生って、人が生きたってことですね。

http://kyu.23.dtiblog.com/

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