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2008/6/25


先日、blogに書きましたが昨日、故・舅の従姉妹のご主人の告別式がありました。

このあたりは日蓮宗が多く、宗派によるのかどうかわからないんですが納柩のさいに「一緒につれていかれないように」荒縄で腰を縛り、襟足に三角の紙をはさみます。私もこれまで何度もやってきたので、親戚の奥さんに手を借りたりしながら着けていました。

すると、となりのお家のさびねこちゃんがいつもと様子の違う隣家の気配に気付いたらしく座敷に上がってきました。

お目目を真ん丸にして尻尾はピンとまっすぐに、ヒゲは前を向けて…。

『今日はなんなの〜?』

猫の挨拶です。

「いつも遊びに来ていたの?」と聞くと

『うん。あたしの遊び場なの』と答えてくれました。
「…残念だけどここのおじいさん、天国に行ったよ」と伝えるとさびねこちゃんはしばらく縁側で中の様子をうかがっていました
『おじいさんによく撫でてもらった』ことや…

『たくさんの庭木や草花の中でおじいさんの薪割りの音を聞いて昼寝をした』こと…

『寄りあいのときに残ったお刺身を食べさせてくれた』こと…を教えてくれました。

『おじいさんにもう会えないんだね…。でもお庭はあたしがパトロールしてあげるから大丈夫よ。ばいばい、おじいさん。あたしのこと好きでいてくれてありがとう。』

さびねこちゃんはお家へ帰っていきました。

時には厳しい言葉で叱ることもあったけど歴史と古文書の解読を仕事とし、植物を愛し、聞いたことはほぼなんでも答えてくれる博学で研究熱心な、そしてお湯割の焼酎があればそれだけでご機嫌な人でした。

いつもバイクにまたがり颯爽と走っていました。

「僕ぁね、妻が大好きなんですよ」

酔うとニコニコしながらよくそんなことを口にしていました。

享年80歳。

八ヶ月の闘病生活、お疲れ様でした。ゆっくり休んでください。

合掌。



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