2008/6/18

13歳の創作 『森』  創作

〜母親の家に行くと、もう取り壊されるしかない、家の二階に古ぼけた小さな机があった。
引き出しを開けてみると、小さい頃の自分の創作日記が出てきた。
全く目の前に無い光景を目をつぶって書いている。
小学4年生の頃の遊びだったと思うが、原文のままここに載せてみる事にした!

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13歳の創作  『森』    某年8月14日作


私はこの森で死ぬのであろうか!
この森は、一生涯抜け出せない森なのであろうか!!
私はこの森が嫌いだ。
この森が私を嫌っているように、私もこの森に入ると憂鬱になってしまう。

どんなに森の外で
おいしい木の実をついばんでも
海に行って魚を取ってきても
他の小鳥達と楽しく遊びまわっても
大空を気の晴れるまで飛び回っても
夕日が落ちるとこの森に帰らなければならない。
この森に帰ってくると、また憂鬱になる。

この森はきれいで静かだ
この森には美しい色とりどりの花が咲き
木は緑をいっぱいに茂らす
しかし、私はこの森は嫌いだ

夕方になると鳥達は眠ってしまい
風の木の葉を揺らす音と私のつぶやく声だけが聞こえる。

この森は恵まれた自然環境を生かしきっていない
ちょうど話に聞いた、人間達が木を切り倒し環境破壊しながら家を作るのと同じだ。
私はこの森が嫌いだ。

しかし、私一人がさえずった所でどうなるだろう。
一滴の朝露が、枯葉の上に落ちるだけだ。


※この森とは当時生活していた家だった・・・
 あちこちすすだらけのわら屋根の家、不衛生な汲み置きの井戸水を生活用水にしていた。
今でもよく病気にならなかったと思っている。
過保護になりすぎる方が、かえって病気を招くのかも・・・



2008/6/19  5:25

投稿者:いっちゃん

shiozyさん こんにちは♪

おっしゃるとおり、前向きでないですねぇ〜((笑い
そのまま大人になってしまいました((爆

母子家庭でしたから、父親がいないという事が、今になって考えると思考回路の脱線を起こしていたのかも知れません。

2008/6/18  21:55

投稿者:shiozy

13歳で哲学的な思索をしていたんですねえ。
自分の存在が社会的にどんな意味を持つのか。
そんな青春の葛藤のように詠みました。
今の私なら、「一滴の朝露が、初めの一滴になるかもしれない」と思えるのですが。。。(笑)

https://iiiro.jp/blog/shiozy

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