「菅総理には、竹中さん以外の学者にも耳を傾けて頂きたい」
政治
今朝のニュースで、
中国がTPPに興味とありました。
関税ゼロは、先進国成熟国にとっては、ありがたくなく、
途上国、後進国にはありがたい存在なんです。
中国は今、アメリカとの抗争をなんとか終わらせたいと必死。
そのための道具としてTPPは利用される面もあるのですよ。
それから、
EUという市場統合は、ベースにキリスト教があります。
市場統合は、これら加盟国とひとつの国になってもよいという覚悟がいるのです。
TPPのベースに何がありますか。
価値観はバラバラ。
特に中国は、共産党の下に行政立法司法があります。
人治国家です。この違いはとても大きい。
気に入らなかったら、レッドラインに触れたとして、契約も約束も反故にされます。
小泉・竹中政権時、中国と仲良くしよう。中国で工場をつくり、WINWINの関係でやっていこうと思いきって投資した経営者。
今、どうなりましたか。
中国から工場を出たいが、出られない。損害賠償よこせと言われる。
中国と日本では価値観はまったく違うのです。
同じ顔つきでも雲泥の差があります。
日本経済を上げていくのはたいへんなことですが、やらなければならない。
が、安易に飛びつくのもダメなんです。
菅総理、河野大臣は、竹中氏から経済学を教わっているそうです。
だから、違和感があっても我慢する。
竹中さんの話だけでなく、とくに竹中さんと反対の学者の話も聴いて頂きたい。
おそらく、民間人の85%はTPPは反対じゃないでしょうか。

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