10年ぐらい前、埼玉県に「イーズ」という生鮮食品のスーパーがありました。
メロンの賞味期限が近付いたものが、100円。近づいてないのも100円というのもありました。
お客さんは「安くてうれしい」と人気店でした。
が、10年前、
倒産してしまいました。
消費者も経営者も株主も
「持続可能」な経営でないと意味がないのです。
次から次へと株を売って利益を出す株主は、つぶれようがどうなろうが関係ないのです。
こういう輩は、市場から
退場してもらわないと。
まじめにやっている人がバカをみることをしてはならないのです。
だから、
一丁目一番地の政策は、
「ステークホルダー資本主義」の実現なんです。
「規制改革」「規制緩和」ではありません。
安売り品を求めて探し回る人はハゲタカ(ユダヤ人)ですか。
日本人をハゲタカにしてはいけないのです。それには給料アップできるよう
適切な「●税」を。
そうすれば、日銀の2%目標も簡単に達成することでしょう。
会社ができますと、
地域は、会社からさまざまな恩恵をうけます。
ステークホルダー(stakeholder)とは、
会社から恩恵をうける、消費者、従業員、株主、債権者、仕入先、得意先、地域社会、ビジネスパートナーなどをさします。
今の世は、株主と消費者ばかりが大切に扱われ、
従業員、ビジネスパートナー、仕入先などはひどい扱いになっています。
会社とは世の中をよくするためにあるものですが、
利己主義の権化ともいえる株主、経営者が多すぎる。
世の中のことより、自分がいかに儲かったかばかり、視野の狭い経営者が多い。
従業員、仕入先、得意先、地域社会、ビジネスパートナーは、株主の奴隷ではない。
ステークホルダーのバランスを考えた会社を再建しないといけない。

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