「キリスト教は「価格破壊」と「ウォール街」を認めない。「適正利益」がとれる商売だけ認める」
過剰な競争はNO
「価格破壊」や
「ウォール街」で、ビジネスをしている人によく読んでもらいたい。
以下、
マックス・ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」のエッセンスを要約。
キリスト教プロテスタントは「適正利益」を重視しているのですよ。
「日本人のためのイスラム原論」の405ページに、
単なる貪欲から行われる、
他人の損失も不幸も考えていない金儲けを、プロテスタンティズムは否定した。
406ページに、
「動機としての貪欲が悪い」から
「エトス変換」から利潤追求が熱心になされるようになった。
そして、
資本主義の担い手
「中産的生産者層」の人々は、こう考えた。
「隣人たちが本当に必要としている、あるいは、手に入れたく思っているような財貨、それを生産して市場に出す。
しかも、あの掛け値を言ったり、値切ったりして儲ける、そういうやり方ではなくて「1ペニーのものと1ペニーのモノとを交換」
つまり
正常価格で供給する、というやり方で市場に出す。そして、
適正な利潤を手に入れる。
これは貪欲の罪どころではなく、倫理的に善い行い。
そうだとすると、利潤は、
商人たちの獲得する投機的な暴利や高利貸などとはまるで違って、
むしろ
隣人愛を実践したことの現われということになるのではないか。大塚久雄「社会科学における人間」
こうして、
キリスト教は「資本主義の精神」へと進んでいったとか。
PS
あなたのところはちゃんと適正利益がとれてますか。
サブプライムローンは、キリスト教の裏切り者と言っていいでしょう。
最後の審判で裁かれることでしょうが、現世でも裁判で裁かないといけない。
ひどい目にあった人がたくさんいます。
ひどいことをしてそのまま引退。西海岸で悠々自適なんか、許してはいけないのですよ。
「価格破壊」について。
「適正利益」がとれているかが重要なので、値切っても適正利益がとれるのらいいと思います。
ネット通販。
何を売っても利益がほとんどゼロ。
価格ランキングや
大手ネット通販からの広告料。
少しマシになりましたが、
まだまだ適正利益には程遠いようです。
大手ネット通販は、百貨店やスーパーで販売しているものを価格破壊と銘打って、
叩き売りをやっているのです。
儲かっているのは大手ネット通販だけ。
関係各社のほとんどがひどい目にあっているのですよ。
PS ヤハウェはホモ・レズは許さないそうです。バチがあたると書かれてました。

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