「一神教(ユダヤ教)は、たくさんの神様をリストラした宗教」
ユダヤ人問題
一神教というから、神様というのはこの世でひとりしかいないという考えだと思っていましたが、違うようです。
紀元前、
ユダヤ人はエジプトで奴隷でした。(おそらくユダヤ人は、ピラミッドの巨岩を運んでいたのでしょう)
「出エジプト」には、ユダヤの神ヤハヴェが「海を二つに割り脱出道をつくった」と神話がありますが、
おそらく、エジプトで大地震がおき、社会が混乱している隙にユダヤ人はエジプトから逃げたというのが真相ではないでしょうか。
エジプトは多神教国家。日本と同じように八百万の神です。
奴隷として使われていたユダヤ人は
アンチ・エジプトですから、
たくさんいる神様のなかから、
ユダヤ人にとって都合よい考えをもつヤハヴェを選択した。おそらく、ヤハヴェという神様もユダヤ人の創作でしょう。
以下を読んでみてください。
小室直樹著「日本人のためのイスラム言論」から、引用。
203ページから205ページには、
他の宗教と、古代イスラエルの宗教の決定的な違いは、
マックス・ウェーバーが提示した答えが
「宗教の合理化」
最初は多神教であったのが、一つの神様が特別に尊崇されるようになり、それと同時に、他の神様が整理されていく。
ウェーバーは、最初のころは
イスラエルの民がさまざまな神様を拝んでいたことを旧約聖書の記述の中から指摘している。
それがやがて
整理され、ついに
ヤハヴェのみを神とする一神教に成長していった。
そして、256ページには、
集団救済のユダヤ教において、
救済とは「ユダヤ人の世界支配」という形で実現されると説く。
ある日、神が突然、
この世の秩序を逆転なさって、しいたげられ
「賤民(せんみん)」として扱われていたユダヤ民族を
この世の主人になさるというわけである。
これがユダヤ教における救済のあり方だ。
以上です。「日本人のためのイスラム言論」を読めば、
ユダヤ人の狙いは「奴隷から世界支配へ」の立場逆転だというのが、よくわかります。

小室直樹著「日本人のためのイスラム言論」

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