「安田賢治氏の「大学ランキング」には気をつけよう」
大学の偏差値 問題
今日の新聞で
安田賢治氏の
「大学ランキング」(イメージ調査)の
広告が出てました。
この広告で調査概要というのをみますと、
期間が2015年11月26日から12月2日
有効回答数 7600
調査方法 インターネット調査 とあります。
ぼくはこんな調査、知りませんでした。
12月の一番忙しい時期、わずか1週間の調査で大学の全てを語ることはできません。
有効回答数7600とありますが、安田賢治の質問となれば答えない人が多いのではないでしょうか。なぜ無効回答数を隠すのでしょう。
また、インターネット調査では、20代から30代が中心です。
会社の重役はネットができない人も多いですね。
なにかケチをつけられたら、イメージ調査ですからということで逃げるのでしょう。
この人の統計は、いつもおかしいと考えています。
「そう思う」「まあそう思う」「どちらともいえない」「あまりそう思わない」「そう思わない」の5段階評価のアンケート形式だそうです。
このアンケート、マーケティングの実務をやっている方ならだれでもご存知だと思いますが、
アンケートどおりに商品をつくったり、マーケット判断したりして、成功したことはほとんどありません。
1人1万円ぐらいもらえるのなら、真剣に答えると思いますが、(言葉は悪いですが)便所の落書きと相違ないと考えます。無記名ですしね。

「総合ランキング」「人的資産・信頼・伝統」「教育・研究」「社会貢献」という項目にそれぞれ20大学がランキングしていますが、神戸大学、関西学院がまったく入ってないのです。
この方は「大学通信」で、ずっと関学叩きをしてきた人ですから、当然といえば当然なんでしょう。
また、一橋大学より早稲田のほうが上にランクになっていたり、
大阪大学より立命館が上になっていたり、ほんとうにおかしい。
こういういい加減なデータ記事を広告とはいえ、掲載する新聞社は社会的信用にかかわるのではないでしょうか。
ぼくはこの方の出すデータはまったく信用できないと考えています。
以下、ぼくが資料をあつめて調べた「大学偏差値問題」です。
大学偏差値問題
http://yellow.ap.teacup.com/applet/thinkmon/msgcate26/archive
「公正偏差値委員会」なる機関をつくって、取り締まってほしいものです。
ちなみに、安田賢治氏は早稲田出身です。
なんで大学ランキングをつくる人は早稲田ばかりなのでしょう。
共産党の考えに近い「大学通信」から受験生を守らなきゃいけない
http://yellow.ap.teacup.com/thinkmon/2517.html


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