「「チベット人虐殺こそ世界記憶遺産に(ケント・ギルバート)」」
中国・韓国問題
タイトルは、今日の日経「ボイス」広告にありました。
この広告を受けてか、日経の夕刊にあった
「ウイグル 中国が抱く火種」という記事を紹介します。ウイグル人虐殺もチベット人虐殺と双璧なんです。
中国新疆ウイグル自治区が成立し60年。
中国共産党政府は世界に向け「高度な自治と経済開発の恩恵」を強調。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~mhvpip/1029Uyghur.html
しかし、実態はウイグル対漢民族の火種は残っているのです。
中国共産党による、
宗教、文化への締め付け、中国語の強要といった
「漢民族化政策」への反発。
ウイグル地区に漢民族の大量入植、自治区のトップは全員漢民族。
そして、
石油などの豊富な天然資源も漢民族がつくった国有企業が利権を独占。
ウイグル族の資産を横取りしているのです。
自治区とは名ばかりの共産党支配。
中国のマスコミは、こういった
不都合な真実については、中国共産党当局から統制され、
一切報道しないのです。
どうすることもできないウイグル。
ウイグル民族の反発が爆弾などの形で中国各地でおこっています。
反発を弾圧する中国共産党。ウイグルの人たちはそれから逃れるため、
タイやベトナムへ逃亡。
ここで問題なのが、8月
タイでおきた爆弾テロ。
国際社会は中国の経済力になびいて見て見ぬふりを続けている点です。
イギリスのオズボーン首相がウイグル地区を訪問。現地の発展ぶりを
持ち上げてみせていたり。こういった
国際社会の態度が、漢化政策によるウイグル弾圧をさらに
混迷させているのです。

3