前にも書きましたが、外貨を稼ぐ企業の誕生が必須です。
「どうして大阪なのか」理由のひとつは、
日本企業の歴史をみますと、大企業の大半が大阪で誕生している点です。
大阪で誕生した企業をざっと書きますと、
家電の松下電器、シャープ、三洋。
薬品の武田薬品、藤沢、塩野義、田辺製薬。
証券の野村證券。生保の日本生命、大同生命。ノンバンクのオリックス。
食品のハウス食品、日清食品、江崎グリコ。
お酒のサントリー、アサヒビール。
スーパーのダイエー、イズミヤ。
引越しのサカイ引越センター、
アート引越しセンター、松本引越しセンター。
通販の千趣会。塾のクモン。お笑いの吉本。
レンタルとミスタードーナツのダスキン。
三菱グループ誕生は、大阪の玉造「土佐稲荷神社」。
住友グループはお隣の和歌山で誕生。
ついでにマスコミも書きますと、
産経新聞、朝日新聞、毎日新聞。
(だから政府は大阪に負けまいと、テレビのキー局を東京に限定したのでしょうか)
「官の東京」に対し「民の大阪」
大阪には
福沢諭吉が学んだ
「適塾(現大阪大学)」があります。
慶応大学がいう「私立する精神」があります。
官に頼らない「起業家魂」です。
大阪人は何をするにもソロバン勘定で判断するそうです。
「無駄な投資はしない。詐欺にもひっかからない。儲からないことはやらない」
東京人は大阪人をケチと言いますが、
実は、儲かる投資・人のためになる投資(人情が熱いのも特徴)にはどんどんお金をかけるそうです。大阪人は奇想天外な発想をし、驚くような企業形態を創造します。
官と民のバランスを改善するには、大阪人のエネルギーが必須です。

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