ヒでは、あっと言う間にながれちゃうから。
あまり、たいした作品ではございませんがw
(2010年4月〜2011年7月25日まで分。
ツイッター内での投稿企画投稿歌などは除く)
暑いよねビーチサンダル友達としての立ち位置ここでいいのか?
モップでは海のにおいに遠いから床をふいたら歩いてゆこう
破線より実線の合う夏空でわたしはおなかがすいています
ひとはだの温度の雨がさみしがり屋の僕達をスクロールする
葉桜の虫食い穴の彼方までそれはまっさかさまの夏空で
堰を切るそして溢れてくるものはフルーツ蜜豆の赤いヤツ
座布団の代わりに敷けと渡すのがなんでアノマロカリスなんだよ
いくらでも入る四次元ポケットの中でちゅうぶらりんな中指
輪郭を海でたどれば少年はふるえる蝶かもしくは林檎
ドアばかり開いてしまうぼくたちがまぶたで創る向かい風なら
またなんで白亜紀頃の地層から見つけちゃったの林檎の木箱
折りたたみ椅子をひとまず海岸に埋めた場所で手をあげてます
遅植えの向日葵ようやくうなだれて過去さろさろと疼く晩夏は
証明もできるはずです透明な箱の中身が義務だってこと
雨の日の高い湿度に合うものはチョウチンアンコウかなこの際は
クレームを処理するために銀色でもっとも強く破滅しなさい
傷口を見せないように緑色した概念が森になるから
隠してもいずれは至るはつなつに少年ひとり両手をかざす
シロップに中央線で突っ込んで熱をお友達と交感
正解は着氷をする寸前のまだかろうじて普通の中に
体脂肪率で換算した場合 遠くに見えるあれが風車だ
雨色のエコバックには風を詰め少女、自転車および放課後
スコールを浴び続けても白地図にみどりのおばさんは生えない
速達用郵便ポスト上空に四月のサンタかも つばくらめ
空前の色に染まったステーションビルの数多の空きテナントよ
海際の光と空と君が乗る始発列車は桜に濡れて
戸を開けてあなたがもしも熟れすぎたトマトだったら言うことを聞く
指切りはレースクイーンに夕刊を配達されたような切なさ
ぎゅうぎゅうにシロツメグサを詰め込んだ枕に一本だけレンゲソウ
そのあまり深くないけど落ち込んで石油に戻りたい消しゴムは
お買い物帰りの鳥に出会ってもひたすら信号を目指します
生きている地平の際でそれとなく胸いっぱいを偽りながら
面映い気分で雨に濡れてみて滴りがもし夏に至れば
栄光のはちみつ酒を賜ればデニムかぴかぴでも気にしない
海開き待ち焦がれても少年の二の腕にまだ悲しみはある
生きることそれも素直に何度でもあなたのための椅子になること
アイロンがどれほど海に沈むのか確かめて来いよって絆から
絹雨を拭う指先 遠景になってあなたは「猫をかえして」

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