hana-bishi / wood-block print on washi paper 2014 (220x340mm)
初秋です、いい感じ。季節の節目はまた仕事の節目でもありますからね。
もうかれこれ30年近くも制作中心の生活をしてると年内サイクルみたいなものが出来上がってます。これから秋冬(春まで)は結構ヘビーな作品制作(油彩の大きなものとか)に当ててます。涼しくそして寒い環境で頭も冴えるし集中力も増すのがこの時期で、仕事場に籠り自分の時間に没頭するのに最適な季節なんですね。そんな季節の始まりです、しっかりといいシーズンにしたいなと。
この夏は梅雨明けとともに天川キャンプに遊び、集中的に木版画に取り組み、スクリーンプリントも制作しました。そしてモナリザの改装仕事他(引き続き)でした。先の版画など身につけておきたいスキルだったので、この夏効果的にそれが出来たかなと。これらはまた少しづつ育んで行くつもりです。
まあそんな夏の名残として今日はこの木版画を選びアップしますので、どうぞご覧下さい。日本では神社仏閣などでよく使われる花菱紋です。これまでにもいろんなシーンでデザインの脇役として使って来ましたが、今回はそれをアップグレードさせています。
アラミタマ二ギミタマというシリーズです。伊勢のローカルイメージをミニマルでちょっとモダーンな木版画にしてお届けしたいと。よくある荘厳、神々しさばかりのよそ行き神宮表現でなく、伊勢の人間として身近に神宮の不思議さに迫った表現をしてみたいと考えました。既に数点仕上がっていて、今額や体裁を整え中で商品として販売予定を立ててます。詳細は後日お知らせします、どうぞよろしくお願いします。

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