この夏から制作始めてた一年間12点からなる木版画シリーズの体裁が整ったのでプレビューします。
花鳥風月とは、年齢ごとに変わってく様をいうのだと耳に挟んだことがあって。えっ、そんな風にも捉えるんだと小さな驚きを持ってました。つまり人はある時から、花に興味を持ち、その次は鳥に好奇心を抱き、その内に風が気になり、最後は月の気持ちも分かるようになる。これつまり、年齢を重ねることだと。
このシリーズは一年前に花札の一年間の日本的イメージをベースに自分でもそれをなぞりながら、これまた日本的技術な木版画という視覚表現に挑戦だという試みです。
皮切りがこれら夏の3点です。今後季節を追って月々1点づつ制作し、来年の春12点を完成させたいと思っています。
花札の文脈に執着し過ぎるのは止めてます。ボクなりのリメイクな解釈なのでそれぞれのタイトルも新たに考えました。
最終的には額装をしてその状態が本番で完成なんですが、ここではブラウザ上で見ても楽しいようなデザイン的な配慮をしてみました。以下、facebook アルバムでご覧下さい。
https://www.facebook.com/takeshi.nakatani.37/media_set?set=a.740441846027119.1073741867.100001839313078&type=1

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