アジア大会が終了しました。
日本での報道は少なかったように思いますが、(自分が知らないだけ?)テレビでマラソン見て、その後に日本の金メダルダイジェストみたいなのをやってて、あ〜こんなだったんだ〜、と思いました。
自転車競技は金メダル無しに終わってしまい、とても厳しい 状況です。
中国は勿論、アジア全体のレベルがとても上がっています。
自転車に限らず、そう感じます。
女子のマウンテンバイクでは、中国が強いのは承知の上でしたが、今回は予想以上の力を見せつけられました。
一昔前に陸上中長距離で世界新を連発し、一世を風靡した馬軍団の事を思い出しました。
Cabinに馬軍団の事を書いた本があった事を思い出し、読み返してみています。
何となく特別な事は書かれていなかった、と思って読み返してみると、やはり特別な事は書かれてない感じです。
強さに秘密は無い。
トレーニングの賜物と、そこに総てを賭けるコーチと選手の生活と熱意の賜物がその強さ、という感じでしょうか。
今回の中国選手にも、そんな強さを感じました。
欧米の強い選手達の中には、センスとか効率の良さとかを感じる事も多いですが、アジアの強い選手に関しては、とにかくタフな物凄いトレーニング量を感じます。
とかく現代は、トレーニングの量より質が重視されがちですが、量をこなせるタフな身体がまず求められる所でしょう。
その土台の上に質の高い物を積み上げない事には話にならない感じです。
今回の自転車チームのコーチの方からも、とにかくもっと自転車に乗らないと話にならないという話をして頂きました。
世界を視野に入れている選手達には、もっともっとタフなトレーニングが出来るようになってもらいたいものです。


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