2010/3/18

パート・ド・ヴェール  チェコ研修の日々

写真がやっと全部手元に揃ったのでチェコの学校での作業の様子を紹介します。 まず、私達ラインバッハの生徒が3週間お世話になったのがヨーロッパで一番古いガラス学校the Secondary School of Glassmaking Kamenicky Senovです。

3週間の研修中メインとなる課題はガラスの立体オブジェクト「パート・ド・ヴェール」の製作技術を習うこと。カメニツキーシェノフの学校にはそのための専攻工房があります。

パート・ド・ヴェールってたとえばこんなの
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カメニツキーシェノフの生徒の作品 
高さは40cmくらいで5kgはあるんちゃうかな?
後でチェコ人の生徒で仲良くなったマーティンの作品だと気付きました

工房での作業の様子
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まずは粘土でモデル作り
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事前に各自オブジェクトのイメージをデッサンし、有名なガラスアーティストでカメニツキーシェノフ学校の校長先生でもあるヤナク氏からそれぞれアドバイスを受けました

いくつかのアイデアの中から私が決めたのは翼

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ふたつの翼 細部がまだ甘い状態
慣れない粘土作業に苦戦して、1週目の終わりには次の課題に取り組んでいるみんなを横目に私は2週目にやっとモデル作りを完成 

次はオブジェクトをかたどるギプス作り

石膏の型を二つに分けるため
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アルミ缶を切ったもので2cmほどの仕切りを
ちなみにガラスを溶かす際に必要なスペースとしてReservoir(オブジェクトの土台部分)を作ってあります

石膏を準備していざ型作り
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ヤナク氏が気泡ができないようスナップをきかせて液体状の石膏を粘土のモデルに塗りぶつけているところ

石膏が徐々に固まってきたらへらで下から上に持ち上げて十分厚みのある石膏の型@を作り、固まるまでしばらく待ちます(アルミのラインは見えるように残しておく)

石膏@が完全に固まった後アルミを引っ張り出して取り除きます
そうすることで粘土のモデルをかたどった型がふたつに分かれて完成

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中の粘土を取り除き 石膏を綺麗に洗ったら

こんなふうに^^
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この石膏@を再び合体させます
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ぴったり合わさるようアルミのラインは予めジグザグにしてありました

針金と網でしっかり石膏@を固定し
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その上に再び同じくらいの厚さにして石膏Aを塗り固めます
厚みが4cmほどになった石膏の型
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ひっくり返した姿はまるでブーツのよう(笑)
しかしこれが重いったら!!! (^^; 大きい方は自分で持ち上げられなかった・・・

必要なガラスの量を計算するためこの型に水を入れて容積を量ります

大きな翼は1.2kg、小さいのは0.8kgガラスが必要だとわかりました

1メートル長あるガラスの棒をカットし
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いろんなガラスの色

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必要なガラス分量を量ります

それらのガラス棒を石膏の型に詰め込んだら
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いよいよ電子炉に!!!
左ふたつが私のオブジェクト

パート・ド・ヴェールの場合、単なるフュージングよりはるかに長い時間をガラスの溶解と冷やし固める工程に費やします。電子炉が閉められスイッチが入った後、中のガラスを取り出せるのはなんと1週間後!

私は作業がダントツに遅かったので溶解したガラスのオブジェクトをチェコで見れませんでした(^^; ドイツに帰るのがあと1日遅ければな〜
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他の生徒の型  
棒状だったガラスが7日間の温度調整を経てモデル通りに形成されているはず

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細心の注意を払って石膏からガラスを取り出します

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余計な部分を削り取りガラス表面全体を磨き上げたらやっと完成です

私の うまくできたかな・・・ ガラスとしての形を見れていないので心配。。。
生徒のパート・ド・ヴェールは6月までにはチェコから送られてくるはず(いつ届くのか不明っ ^^;) どのように仕上がったのかほんとに気になる〜〜〜

チェコからオブジェクトが届いたときにまた報告をしたいと思います^^

ガラス加工の試験なんとか乗り切りました〜 
明後日の芸術史を終えたらとりあえず週末だ わーーーい!!!

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