2009/4/14

アニー・リーボヴィッツ  Berlin

Annie Leibovitzアニー・リーボヴィッツを知っている人はどのくらいいるんだろう。
確か2年前女流写真家アニー・リーボヴィッツのドキュメンタリー映画をやっていて、梅田のスカイビルに見に行ったっけ。いつか彼女の撮った写真を生で見たいと思っていた私。

その夢が叶った。ラッキーなことに今ちょうど彼女の写真作品展がS-BahnのOranienburgerstrasseの改札口を出てすぐのところにあるC/O Berlinで開催されている。(5月24日まで)


写真なのにドラマみたいだと私は思った。
考えてみると人の顔をこんなにまじまじと見つめることなんて普段の生活ではなかなかないよなぁ。

普通、タイトルに作者の意図は凝縮されてそれが観ている人にとっては解釈の手助けになるけど、アニー・リーボヴィッツの写真作品にはモデルの名前、日付と場所が記入されているだけ。 そうか、モデル本人とこのシチュエーション自体が彼女の作品タイトルなのだとしばらくして気付いた。見ているとこの人はこういう人だ、とかその人にまつわる話が自然と湧いてくる。もちろん私の勝手なイメージ。けど、あながち外れでないような気もする。 外見で人を判断するなと言うけれど、アニー・リーボヴィッツのレンズを通して見るそれはその人の内面を見ているような気分にさせる。


最初作品を見始めたとき、世界的に有名な写真家アニー・リーボヴィッツが撮ったからこの写真は凄い!という思い込みで自分は見ていないだろうかと思った。 

『北海道産の○○』など聞かされるとなんとなく普通のより美味しく感じてしまったり、ピカソが描いたからこれは価値がある絵画なんだ、と自分を納得させているあの感じ。とにかく、意識してないつもりでも人は事前情報に結構コントロールされやすい。私もよくそうなってしまうから。。。 本当にいいものか自分で判断するためには何も知らされてないほうがいい。

人を撮るってとてつもなく難しい仕事のはず。
これは想像だけど、『こうやって私はあなたを撮りたい』という姿勢を彼女はとらないんじゃないかと思う。 いずれにせよ、私は彼女の写真が好きだ。


展示物としての写真数はそれほど多くなかったけど、それでも大きなパネルと本物の現像写真を見ることができて大満足。分厚い85ユーロもする彼女の写真作品集は売り切れで、私も他のお客さんも交代で見本のページをめくっていきました。手に入るならやっぱり欲しいなぁ・・・お金ないけど(泣)

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オラニエンブルガ−通りからハッケシャーホーフへ向かう
左にシナゴーグ、右にテレビ塔、そしてよくよく見ると信号が緑のアンペルマン

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