物心がついてから、一度も入院生活というものをしたことがありません。子供の頃は病気がちでジフテリアと言う病気になったり、高熱を出して病院に担ぎ込まれることも多くあったらしいですが、記憶がしっかりし始めた頃からは入院したことがなく、ある意味健康な生活を送らせて貰っています。
これは、とても幸せな事。病気というものと縁がないわけではないけれど、こういう仕事をしているおかげで「予防」する手だても色々考えられて、病気や怪我を普通の方達よりも注意して予防できるようにもなっている。
自分の体質や性格を正確に掴むことが予防にはとても大切。自分は心臓関連に重病になる可能性が高く、大脳も父親の状態を見ていると弱る確率が高いことがわかっています。それと風邪を引き始めには「のど」から始まるから、リンパ腺関連の免疫力も弱いらしいことも認識しています。だから、予防としての食生活や日々の健康管理の方針は「血液の粘度」を上げないこと。大脳と相関関係にある大腸の状態をよい状態にしておくこと。乾布摩擦などの刺激を毎日与えて、リンパ腺を鍛えておくこと。なんていうことを実践しています。
家族の健康管理も注意してやっています。きちんと予防が出来ると、大きな病気になる前に小さくその芽をつぶしていくことが出来ます。そういう知識も仕事柄、勉強することが出来ました。
いろいろと小さな問題は起きてきますが、家族の誰かが病気や怪我でとても苦しんでいるということがないというのはとても幸せな事。お金で健康は買えません。お金も生活を切り詰めることを少しずつしていけば苦しくないほどにはあるというのも幸せな事。お金はありすぎても不幸だし、無さ過ぎても不幸かもしれません。ほどほどにお金もあるというのも幸せな事。
こんな状況が永遠に続くことではないという事もわかっています。母親も75歳ですから、そろそろ身体の心配も本格的になってくるだろうと思います。社会情勢もそんなに安穏にしていられる状況ではないようにも思います。
でも、家族が仲良くいっしょにいられることや、周りの方達に少しは必要と思われて生活させてもらっていることや、周りの全てに感謝して日々一日一日を大切に生きようと思えていられるということが、とても幸せな事だと思います。

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