自らの精神世界を完璧に把握している人などというのは絶対におられないとは思います。そんな人がいたら神か仏だと思います。
ただ自分の精神世界というものに対してしっかりと目を向けて、理解しようと努力することは大切なことだと思います。言うなれば精神世界というのは大きな森や湖のようなものだと考えます。どんな木が生えているのか、どんな実が成っているのか、どんな道がどこへどんな風に続いているのか、そういうことをできる限り正確に知っていくことは自分をコントロールするために必要な知識になるだろうと思います。
私なんかは東洋医学をかじってきたので、それらの知識が自己分析にはとても役立ちます。自分の精神構造というのは、健康に関わる身体情報ともつながる部分が多いので健康管理にも役立つように思います。
自分を見つめなおすというと何だか漠然としていて曖昧な感じですが、自らの精神世界の地図を作っていくのだと考えれば何となくわかりやすいようにも思えます。

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