時々天狗らしきものが憑いている方を見かけます。当院はお客様の幸せの残留思念によるものなのか、少し強力な結界が出来ているので憑いている者は入っては来られません。それで残滓のようものを視ているわけですが、その中に時々天狗の姿を視掛けます。
天狗と言っても人に憑いて悪さをするのは「カラス天狗「「木っ端天狗」という下位の天狗になります。これらが憑くというのはどうもその人自身の心の中に「傲慢」や「自信過多」の傾向があるときのように思います。そういう心の傾向がそういうモノノケを呼ぶのか、そういうものが憑くからそういう心の傾向になるのかはわかりませんが、元々そういうモノが憑きやすい傾向というか、「業」のようなものがある人が天狗に憑かれるように思われます。
下位のそういう邪霊は「憑く」という形になり、例えば天狗でも「大天狗」と呼ばれる上位の神霊だと「就く」形になり、良い指導をしてくださる形になります。それは稲荷神にいても同じように天孤、水孤、といった上位の眷属神霊になれば指導霊となります。
天狗さんが就いたとしても「憑く」ではなくて「就く」形になりたいものです。

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