母に言われて毎年二月になると緊急時保管用の飲料水を詰め替えます。
二月の水道水を母は「寒の水」と思っていて保存に良い水だと考えているようです。私はそれはどんな時期の水も同じなのではないかと思いつつも年長者の知恵というものもバカにするものでもあるまいと思いその通りにしています。
「寒」の時期というものもなにがしかの生産性があったり、人の生活に欠かせないものがあったりするものです。
風邪やインフルエンザのウィルスなどは逆に活発になったりしますが、昔の人は寒いからと言って病気になってばかりいたとは伝わっていませんから、寒いときにも寒稽古とか言って体を鍛えていた人たちは耐性を付ける良い時期とこういう「寒」の時期をとらえていたのかもしれませんね。

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