人が人のことを思うことの基本は親子なのかもしれません。親が子のことを思う。子が親を思う。そういう気持ちは「愛」の基本なのだろうと思います。
男女の間の愛は中々無償の愛という形にはなりません。いくらかの「打算」が入ってしまいます。
自分に対する愛の代償という部分さえあるかもしれません。
でも、心が揺す振られてどうしようもなく人が人のことを思うということが親子でなくても起きることがあります。
それが今回の大震災で起きています。同じ国に生まれて、同じ時間を生きて、同じような生活をしていた人達が苦しんで悲しんで絶望の淵に立っていると思うと、人の人を思う気持ちはMAXになるのだろうと思います。
こういう気持ちが常日頃から周りの全ての人達の心を占有するようになれば、戦争や争い事なんて起きないだろうにと思ってしまいます。

15