ども、まだNOWよりもPASTな者です。(* ̄O ̄)ノ
観光客で溢れているアンコール・ワットですが
今日のように平穏な状況になるまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。
独立を目指し幾多の内戦を繰り返し
ポル・ポト派による無差別殺戮があったのも事実。
ブタがカンボジアやアンコール・ワットの事に興味を持ったきっかけとなったのが
佐賀県武雄市出身の一ノ瀬泰造著・『地雷を踏んだらサヨウナラ』を読んでからです。
内戦の真っ只中にアンコール・ワットの写真を撮りに行ったまま非業の死を遂げた著者のメッセージは旅ブタの心を熱くさせてくれます。
いみじくも、今回ブタは武雄市の学校で訓練をうけているのもあり
こりゃ、絶対にアンコール・ワットに行かんといかんバイ!と勝手な使命感がありました。
泰造さんがもし生きていたら団体観光客が次々と押し寄せる今のアンコール・ワットをどういう風に見るのだろうか。
アンコール・ワットのチケット売り場の手前にはキリング・フィールドがあるのですが
そこにはポル・ポト派によって虐殺された人たちの頭蓋骨が積み上げられています。
アンコール・トムの壁面には内戦の凄まじさを物語る銃撃の跡が見れます。
遺跡郊外には地雷撤去に命を捧げているアギーラ氏のミュージアムもあったりする。
今回の旅でブタと同じくらいの歳の日本人が
『一ノ瀬泰造?誰ですかそれ。』と言う人もいれば
スウェーデンから来ていたバックパッカーは
『ユーはタイゾー・イチノセとおなじジャパニーズか?』と話しかけられたりもしました。
そりゃ、価値観は様々なので一ノ瀬泰造を絶対に知っていなければならないなんて事はないが
今日のような安心して観光出来るようになったのは色々な人の尽力があった事を忘れてはならないと思う。
実際に現場に来て、ゆっくりとその歴史に思いを馳せてみよう。
壮大なアンコール・ワットを眼前にその空気を吸ってみると人それぞれでしょうが
本当にここに来れて良かったなぁとブタは感じるのであります。m(__)m
ちょっと真面目過ぎたかな?φ(゜゜)ノ゜


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