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不羈魂邂闢2@タイト
1に続き2にも参加させて頂きまして
フロアアクトとしてポエったーりモンスターりしてきて
はきちがえるをテーマとして けどそんなにはきちがえなかったかも
きちがえてもないし ま−まーか 最初7分間「Enya-Sang ft.レモの killing me softly と、DJ BAKUの SATYA DREAM」を流して、そっから無音で声だけでやってたらeerieさんが心配してくれるっていうハプニングがあり、そこがハイライトだったよね
失敗をするための装置が作動
他は浦上体音さん見逃してYAMADA×kHzの途中に会場入り、ZONZONOは完全インプロで「良かった」というひとが居たから良かったかもしれない。僕には良かったのか分からなくて本人達も良いのか?と分からなくなりながらやってるというよな話を小野さんから聞いて印象的であった ナナフシは結局ユウスケさんが、ただの天才かもしれない。1曲目が特に良かった。RED RED時代から通づるオルタナ色な節回しが強烈。ちょっと演奏時間が長かったん。
呂布カルマは、というかだいたい全アクトそうだけど観客の反応が薄いので、打てども響かない感のあるライブ。絶好調ではなかったはずだけれど、終わってみれば「呂布カルマ一番良かった」というひとも。
eerieさんは芝居仕立てライペであらかじめ描かれた暗い色調の絵にさらに黒ばかりを上塗りしていた。黒を基調としたライブハウスで色としては映えないパフォーマンスだけれど、よく見れば格好良い絵に仕上がっていたし、黒装束を纏い黒髪のeerieさんの白い肌を黒い絵具が伝い拡がり美しかった。エンドロールまでBGMとジャストで創ってあって、素敵と思う。
RYUSUKEさんは去年の1の時も今回も、主役だった。サスペンションショー。いちばんウケてただろう、これ目当てで来てるひと多いし。ぬかるみのすえひろちゃんが居て、わー今日なにを観に?て訊いたら、友達が吊られるんですーって言って、その友達の背中とかには既にいくつもの器具が埋め込まれてあり、ショーが始まればびょーんて吊られてぶらーんて揺れながら、きもちいーて叫んでた。器具の周りの皮膚は極限まで伸びきっていて、それを観る観客は、かわいーて叫んでいた。めーん、と思った。ぼくは、めーーん!と、思った。
【件-空断-】は、関東ツアーを経て、確かに音が強靭になっていたような気がする。たぶん格好良いかったのだろう。それでも、客席に火が着かなかったり、関東ツアーでCDがあんまり売れなかったり、森島くんが忸怩たる想いをするなれば、そういう現状についてかもしれん。イベント全体についても。理想があるから。現実を引き上げて生きたいと。それを想えば、わたくしのアクトもぬるすぎたわなーと。殺しのライセンスを持たなくちゃ。
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広く晴れた空へ@空色曲玉
客席に居た浜島さんが西島一洋の出番中に、こっそり外へ出て道路で踊りだしたのがハイライト(たぶん僕しか目撃していない)
10人の出演者が居て「充実でしたねー」という人が多い中、山田武司さんが「つまんなかったなー!特にお前とかお前とかお前とかお前とかお前とかお前とかお前とかお前とかお前とかお前とか!」と僕だけを10回ゆびさして叫んでくれた。やさしさだと思う。
打上でニパフ自己紹介ワークショップの話題が出ていた。「話すことが何もなくなって黙るとき、いちばん人柄があらわれるんですよね」などと。
「情けない部分や隠したいような部分が曝け出されていると感動しちゃう」などと。
僕の携帯に別会場でのイベントレポメールが届いて「台詞がとんじゃったひとがいて不思議な間が生まれて妙にポエジーだった」などと。
まるで失敗をする為の装置としての現場表現
ところで
「おかざえもんに伝えてなかったの?」
てのは意外と真骨頂だと思うんだよ
ユーモラスで厳しそうにみえないけど、
これはアンダースローで投げ込む内角高めだよ
いいたいことはあるはずだよ
でもやっぱり充分に、やさしいよ

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