「眠っていても失えるものはあるし、黙っていても こぼれるものがある」
日記
3/12
寺本プロジェクツでスタジオセッションでしーた。
かつて僕がALisで一緒にやっていたDr.寺本芳彦が1年半ぶりに名古屋に戻ってきて「セッションしましょ」「セッションしましょ」と誰彼かまわず声をかけまくっていたので、こいつはセッションビッチだ!と思った。誰とでもヤるドラム。
結果。集まったメンバーはman of the momentから未季さん、コトナの大岩ファイヤ、そしてレモン。なーんにも決めずに、じゃんけんで勝ったひとが音を出して、みんながそれに乗っかっていくスタイルで90分。久しぶりに少しベースも触ったぬん。次回はコトナひでさんにも参加してもらおうかと。なにか形になるとE。
即興テイストで詠んだテキスト
1、飯田華子ブログより寿町の話
2、ビヨンド / 若原光彦
3、Praise break つぶれた胸で息した人に
4、政府統計のお知らせ
5、ゴルフコンペのお知らせ
3/13
HAPPY BIRTHDAY アルバム「今夜きみが怖い夢を見ませんように」発売日
カーラジオをつけたら、ちょうど2人のコメントが放送されていた。
ニューアルバムのアピールをしているはずのところだけれど「魚卵」の話をしていた印象しかない。最後にやっとバンド名を発音良く言って「今年、売れますよー」みたいなアピールをはじめた所で曲が流れてしまって「あぁ言えなかった…」って、終わった。好きだなって思った。流れた曲は、くそポップで。この場合の「くそ」というのは良い意味じゃなくて悪い意味で、それでも好きだった。その直後に続けて流れた「ねごと」の方が、まだロックを感じたし音楽の質が高いかもしれない。それでも僕が好きなのはHAPPY BIRTHDAYだった。
人間の魅力だと思う。バンドなのに音よりも人として好きだなんて本末転倒のようだけど、そうでもないよね。バンドって、人間も含んだ存在だよね。
だから魚卵の話をしていても、イカを捌いていても、はぴば、良いバンドだって信じてる。
信じてる。
れいちゃんに怒られても、CDを買っちゃえばいいんだよ、って思った。
詩のあるからだの日だった。今回も盛況。
エントリーは9組だったかな。CHAR BOYS瀬戸口亮くんが「ファイト!」(中島みゆきカバー)を唄っていた。
唄っていた。血を吐くような気迫と共に。
かつて亮くんが鈴木実貴子をカバーしたときは、油断してると原曲迷子になるくらい瀬戸口亮節にアレンジされていたけれど、今回は原曲のイメージを残していた、というか、ギターは、ごくシンプルに、唄に重点が置かれたデザイン。それでもなお瀬戸口亮節が覗くのがチャームポイント。
自分の節回しがあるっていうのはかけがえのないことに思う。
練習して得られるものではない。むしろ、整っていくと薄まるのかもしれなく、そのことを想い続けてみた。ひょっとして、ある程度ヘタいことによって味が出ているのだとすれば、そんなものはファックオフだ。
より高い技術を手にすることは確実に、ヘタさを失うのと同義。けれど、どうせなにもかも取り返しなんてつきはしないんだよな。何もせずに眠っているだけでも失えるものはあるし、黙っていたって零れてしまうものがある。ならば、上手くなることを恐れなくていいし、黙っていないで唄ってしまえばいいんだよ。バカヤロウだ。
「うまくならないでほしいな」って言う人はいて
観客側としては、そういう気持ちも分かるよ。だけどステージサイドの当人からしたら、そんなビギナーズラックみたいなものに用はないだろう。
その先へ。進んでいこうぜ、兄弟。
☆
「影踏み遊び5 DAY1」
4月27日(土曜日)大須 賽ノ目
18時半オープン 19時スタート
予約・当日共に1500円(別途、飲食代)
出演
ともちゃん9さいとspan(東京)、フクラ本舗(Dinner set福沢ソロ)、パジャマス、コトナ、他
鳴る体カワイくんピアノとMCヒシによるセッションデュオ「パジャマス」出演が決定しました!
「影踏み遊び5 DAY2」
4月28日(日曜日)御器所なんや
18時オープン 18時半スタート
予約・当日共に1000円(別途、飲食代)
出演
ともちゃん9さい(東京)、三木悠莉(東京)、江藤莅夏、じゅんこ、三原千尋、CHAR BOYS、鈴木陽一レモン、他(オープンマイクあり)
こちらは
とも9+三木悠莉 コラボ実現しそうであります!
両日共に、充実の内容。よしなに、よしなに。

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