LUCY&THE LIPSTIXを観てきた
観てきたんだよ
かっこよかったなあ
ボーカルのルーシーさんを筆頭に、みんな色気がある
こういうバンドに一番必要なのは色気じゃないかなあ
曲だ、歌詞だ、演奏だ、それらをさておいても
夢が見れる
首を振って意識を飛ばせば気持ちよくなれる
ロックバンドだよなあ、だまされちゃう
機材トラブルは多発したんだけれど
気にならなかったなー 問題じゃないな
ダブルアンコールまであって1時間ちょい
おおいに堪能できた
1曲目からUNIVERSEで、ちょっと勿体なかったていうか
あったまるまで待って欲しかったくらいか、不満は
個人的なハイライトは、やっぱりZERO GRAVITYで
別れを唄ったようなLOST IN SPACEていう曲も、80年代バンドブームを思わせるようなキャッチーなメロを初期パンクテイストに仕上げるLUCY節で素敵だった
RAINY PLANET BOY名曲だし
最初のアンコールで演奏したNIGHT SLAVES?だったかな
昔のコンピに入ってたという曲は宇宙のバンドだってのを忘れるくらいシンプルにロックンロールでゴキゲンだった
まあ、そのへんからはもう夢見心地でボンヤリしてたわ
さて。ぜんたい、
ザ・ギャラクシアンズ企画だったわけですが
会場OYSに18時過ぎに着いたら、すでに満員になりつつあって、最初のバンド「ぬかるみ」が終わったとこだった。演奏は10秒くらいしか聴けなかったけどラモーンズのカバーだったかなあ、なんしろビジュアル的に面白いことになっちゃってたから、最初から観たらよかった。
2番手がカーテンコールズで
結成前から良い噂しか聞かなかったバンド。やっと観に来れたぞ!
と思ったらリーダーでベースのKerryちゃんが来年1月で脱退って、、
ライブを観た結果、あとの2人のメンバー(ギター、鍵盤)の魅力が噂通りに素晴らしいので、Kerryちゃんが抜けてもバンドとして成り立つな。とは感じた。
けれど見た目的に大きな華であるし、メインボーカルを担当してる曲もあって、それらが失われるのはとっても残念だ。
ラストの1/26までに、まだ5本ライブあるってことで
どっかで、もう1回。万全なカーテンコールズ観に行きたい。
ところで、あのセンターマイクにかかってたエフェクトは、なんていうんだろう。毛皮ズとかも多用してる、古いロックな感じの、リヴァーブなのかな、あれ。好き。
んで、次のバンドがbabycatで、まさか「あのbabycat」ではないよね、と油断していたら「あのbabycat」だった。つまり、タロウさん瞳さんヒロキくんにユウスケさん、だった。
数年ぶりに再始動して、2度目のライブだという。
やっぱりユウスケさん(BULLET 777、The Dirty Lungs)のギターは格が違うな、と思った。6年ぶりくらいに観たから新鮮なのか、6年前も凄かったけど、改めて驚いた。もう技術じゃないだろうと思う。わーっと掻き鳴らした時に神懸かってるのは、厳密には音作りやピックのアタックなんらかの技かもしれないけど、それ以上の何かがあるような。100年練習したって、ああはならない気がする。
瞳さんは、やっぱりドラムセットに座ってるのが似合っているし、ヒロキくんも歌心あるメロディアスなベースを唸らせていた。タロウさんはフロントマンとしての役割を果たしていたし、また名曲を生みだしていた。
4組目は、THE 抱きしめるズ
もちろん名前は知ってたけれどライブ観るのは初めてで、人気があるから1曲目からファンたちにより大盛り上がり。ボーカルのひとがモニターに足をかけて客席に身を乗り出すと最前列のお客さんにビンタ(時にはグーパンチで顔面殴打)されてしまうのが面白かった。その勢いに乗じて、僕もテンションあがったものの2曲目以降ちょっと冷めてしまって、そこまで良いのだろうか?と思ってしまった。もし全く同じパフォーマンスをしていてファンがゼロだったら「もっと人気が出るべきだッ」と言うはずなのに、いざ人気があれば「そこまで良いか?」と思うとしたら捻くれているし、事実だろう。感覚はいつでも不公平だ。
それでも中盤、ミドルテンポでメロディアスな曲が出てくるとまた良いなーとか思って、最終的に鳴り止まないアンコールを受けて急遽演奏された「東京震災」ではメンバー達の人間としての魅力が炸裂していて、興奮しちゃった。テヘコツ!
5組目が、主催のザ・ギャラクシアンズで
言ってもいいバンドだと確信した上で言うけれど、サブいバンドだった。
衣装や演出など全体的にサブくって、それは失敗してるんじゃなく、おそらく狙ったとおりに素晴らしい精度で仕上がっていた。
敬意を表したい。抱きしめるズのアンコールに「1曲やっていいよ!」とOKを出し、トリのルーシーラストライブの為にも、主催である自分達の持ち時間を削っていたと思う。たぶん20分ちょいしか演奏してないけど、短いとは思わせないような内容の詰まった隙のないライブだった。
バンドマンて時間とかにルーズなダラシナイ人が多いけれど、そういう面だけみてもギャラクシアンズはちゃんとした人なんだろう。憧れはしないけれどリスペクトできるなー、と思った。
それにしても今夜、タロウさん達に会えて不思議な
タイムスリップしたかのような、気持ちになるよね。
あの頃のclub BL、TRASH PARTY、最高の日々だったもんな。
終演後には、賽ノ目から玲ちゃんと子供たちもかけつけ、うぎゃー!ひさしぶりー!ってなった。こんな日が、来るとは。
月に手を伸ばせ
今夜なら、届きそうだよ

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