きのうは面楽だった
面白くて楽しかった、だから
Enya-Sangはネクストレベルに踏み出していた
Tの声帯を解禁したことにより
特にアコースティックにおいて拡がるって思って
HADAさんはガチだった
これまでピンネタを観たことがなかったので
「サポートのメンバーを困らせる芸」なのかと思っていたけれど
HADAというショーは、ひとりきりであっても成り立つのだ
ということを見せ付けられた
なんしろ圧勝していた あらゆる いみ で。
レモンは、太一くんとのユニットで以下のセット
1、intro〜豆か太陽(豆、硬いよう)
2、プラナリア
3、即興(リチャード、メロンパン、ひょんなことから)
4、tamatogi
5、即興(はださん、三十路、〜の成れの果て)
ライブ30分のうち、20分は即興となった面持ち
3、と 5、を 合わせると
それだけで15分以上の長尺即興だったがゆえ
3、では
「メロンパン」という架空の理想郷を目指して
日本から船出した、ぼくたち(観客含む、その場にいる皆)
脳裏によぎる甘い記憶、、、その実体とは?
何かを求めて、夢の国「メロンパン」を目指し
26年を越える航海の旅のはて、たどり着いた島
それは韓国だった(わりと近場だった)
ぼくらが求めた「メロンパン」はなんだったのか
もといた場所(賽ノ目)がメロンパンだったのか
5、では
HADAさんみたいな顔のひとばっかりの韓国
日本人とルーツが同じなのかも、分かり合える
夢見た国とは違うけれど、ここも良い国なのかも
日本を出て30年が経った頃、
ぼくたちが旅立った日に生まれたという少年から
手紙が届く。「日本は良い国です」
祖国に帰ってメロンパン(賽ノ目)へ行ってみると
リチャードが居た。ナイスガイだった。分かり合える
アメリカ人だってルーツを辿れば、おなじような
微生物 の成れの果て だものね。
ていうような長編物語が描かれた。
ちなみにリチャードは、今ちょうど賽ノ目で染め物の展示をしているアーティストで、この日は居なかったし僕は会った事もない人物。
物語の中で彼は、主人公が理想郷メロンパンの甘い記憶に溺れるたびに
「それ、パンでしょ。日本にあるじゃん、そういう甘いパン」って言って水を差す役割。
最終的に、分かり合えて、ルーツは同じだ、
甘い記憶は太古の記憶だったのか?みたいなオチ。
序盤に船出する場面で、wonderboyの「この海の向こうに」を引用して
この海の向こうには、アメリカもあるんだけれど
ぼくらが目指す国は、アメリカではないんだ って言ってたら
最終的に「アメリカ」ていうのが、うっすら伏線になってたりして
存外うまくいった面持ちでいる。
今回の僕らのライブのハイライトは即興だった。
9/8 ハポンでは、かっちり「作品」をやろう!と
太一くんと誓い合った。
ついでに、このタイミングで
6/30 MARBLE PARTY@DAYTRIMのセットリストも
1、あめだまちゃんとくっきーちゃんcalling
2、わーいずわー
3、親不孝屋
4、ゲルニカを書きながら
5、Dis Respect 2 Kiss
6、人は死んだら灰になる
7、one 〜 一輪の花

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