気持ち。心は毎日、移ろう。
ぷんぷん!って怒って。もうライブ行かないし!アルバムだって聴かないし!ぷんぷん!って言いながら、ぺたぺた歩いてタワレコに出かけて、うっかり毛皮ズの「THE END」視聴しちゃったもん。全体、良い気配がしてるし、12曲目の「THE END」は、えーん!ライブで聴きたい!って思っちゃったもん!
格好良ければ、なんでも良いのだった。
改めて、インディー1stの「戦争をしよう」を聴き返して感じることは、めちゃくちゃだよ!だった。好きだった。この時代のライブを観たかったとか思うけれど、今はもう「その時代」じゃないから観れなくて、今がある。今。
「戦争を〜」ほどに、がっつん!じゃないにしろ、「THE END」は、けっこーかっこいーし、ライブでTHE ENDが聴けるのは、きっと「今」しかない! のだとすれば、行けばよかった。らいぶ。チケットは既に売り切れていて、もう「今」じゃなかった。今は今しかなかった。逃せば、2度とないんだよなあ。
あと、メジャーデビュー後のマリーズはぬるい!ってことを、わりかし僕は言ってきたけれど、ぬるい・ぬるくないだけでいったら、今回の解散ショーは、ぬるくない。すげースキャンダラスだ。
「どうせ解散しないくせに、いたずらに悲しませやがって!」って決め付けて、ぷんぷん怒ってしまった。けれど、冷静になればマリーズ、いやどんなバンドだって、どんな人だって、いつ終わるかしれないわけで。いつ終わってもいいように全力疾走してきたのが志磨で。解散宣言なんかは、どうでもよかった。ツアー途中でだって、解散するかもしれない。武道館やらずに、解散。あるいは予定通り12/31で解散。まさか元旦、再結成。翌日、解散。なんでもいい。もうどれだって、いい。その時、鳴らした音が格好良いなら、しょーがないんだもんな。なんだって有り得るのがマリーズで、めちゃくちゃだからこそ好きなんだった。ずっとめちゃくちゃだから、いちいち怒ったりしなくても良かった。でも、やっぱり怒ったり泣いたりしちゃうだろうな。これからも。なるべくならば、笑っていたい。あっはっはー、って。
http://rooftop.seesaa.net/article/95077922.html
めちゃくちゃさが壮絶だった頃のインタビュー。
喧嘩、脱走、流血、破壊。号泣する西くんに志磨が罵声を浴びせるなか、ヒロTは言った。「音楽を、やろうよ。」富士山が、ハッと気付く。「バンドっていうのは音楽を、やるものなのかっ!」
やっぱり、この4人が面白いじゃんね。時が経てば、笑える。
笑えば、いいと思うよ。 音楽を、やろうよ。

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