忘れてもいいよ
終わりたくなかっただけ
終わったのなら、忘れてくれたってかまわないんだ
だいじょうぶ。もう、さみしくもないんだ
さよならじゃないけど
さよならですらないことが悲しいだけなんだ
こないだ。ほんの少しだけ分かった気がすると言ったね
ほんの少ししか分からなかったからなんだ
君は嘘をついている って思った
僕も嘘をついていた
ほんとうのことを隠してばかりいて
いつか、ほんとうのことが話せるんだって
思っていたけど、それはとっても先かもしれない
もう、なにも祈らないし
なにも望まないんだ
あんなにも大切に想った
けれど棄ててしまえば
他のなにものとも違わない
どうでもいいんだ
どうでも よくなってしまう
あんなにも大切に想ったものが
どうでもよくなってしまったら
これからなにかを
愛することなどあるのでしょうか
おはよう
K.
H.B.D.
永遠の夜が来たよ
はじめての、おやすみを送るよ
ほんとうに、はじめての。

0