2月12日(土)
新宿駅でMKと待ちあわせて、レモンさんとかいうひとのコトナとかいうバンドのライブを見るために新宿ゴールデンエッグとかいうライブハウスへ向かった。新宿ごーるでんえっぐとかいうお店へはいっかいも行ったことがないので、どこにあるんだかわたしもMKもちっとも知らなかったけれど、てきとうに歩いたら、着いた。奇跡だろうか。新宿ゴールデンエッグの前には、レモンさんかもしれないひとがなんだかそわそわしながら立っていて、わたしもMKもレモンさんにはいっかいも会ったことがないのでちっとも知らないのにMKはレモンさんかもしれないあやしいひとを指さして「あれじゃないですか?」と言った。わたしは、そうじゃないといいな…と思ったけれど、けっきょくあやしいひとはレモンさんだったので、レモンさんだった。レモンさんはいきなり「今日は地震が起こればいいと思っています!」とか、にっこりしながら言うのでわたしは、もう帰ろう…と思ったけれど、帰らなかった。わたし、えらい。
どりんくちけっとをかうんたーにさしだすと、どりんくがもらえた。わたしは、このしすてむを知っている。わたし、えらい。
じんじゃーえーるをぐびぐびしながら待っていると、やがてステージにいろんなひとが現れて、いろんなことを喋ったり、唄ったりしていた。だいたい、なにを言っているのかわからなかった。ヨヨヨヨルノとかいうひとたちがかっこうよかったような気がするけれど、気のせいかもしれない。レモンさんは、なにをしていただろう。だいたい、なにもおぼえていない。ぼうけんのしょはきえてしまいました。お寿司とか食べると記憶が劇的にもどるかもしれないので、だれかわたしの家に持ってきてもいいよ。
かえりぎわ、レモンさんに呼び止められて「あさって、ばれんたいん、ですよね!」とか、にっこりしながら言うのでいやな予感しかしなかったけれど、レモンさんからちょこれーとをもらった。だいすき!って言われた。ほもだった。レモンさんは、ほもの国のひとだったのでした。いままで、ぜんぶ冗談だと思っていたのに、がちほもさんだった。わたしは、もう帰ろう…と思ったけれど、どっちみちもう帰るところだったので、意味はなかった。
帰り道でMKは「レモンさん、おもしろかったですよ、ね!」と言った。わたしは「そうかなあ」とこたえた。「わたしは、おもしろかったですよ、とっても!」とMKは言った。「そうかなあ」と、わたしはこたえた。「レモンさん、やっぱり桜井さんのこと大好きでしたね!」と言うので、「…そうかなあ」とこたえた。「すきーっていう波動が出てましたよ!はどう!」と言うので「…そうかなあ」とこたえた。
改札のところで手をふってわかれた。帰った。
☆
以上、妄想日記。
どうしよう。さくらいさんたら「そうかなあ」しか言ってくれない。
それに、MKって誰だろう。誰にしたって、こんなに僕に好意的なはずがあるだろうか。
そして、さくらいさんたら、とっても帰りたくなっちゃってるけど、だいじょうぶなのかな。。
現実編は、明日かあさって、お送りします。世界が終わっていなければ。

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