hairyoしたくないなぁ
うかれているんだからさ せっかく
バラ色なんだから、なにもかも美しくみえて困るなー
なんにも配慮なんかは したくないなー
けれど、なにもかも書いてしまうと失うものがありまくるかもので
いくらかは伏せますけれども
今度の東京で
あのひととあのひとに会えちゃうっぽい
わふー。どーしよー。うれしくって、くるくる回っちゃったよー。
あー、あー、あー。なんですか?これは、盆と正月がいっぺんに来たのかな
うかれています。と同時に、うろたえても、います。
どうしよう。ばっかり言っております。
どうにもしようがないし、自分で蒔いた種なのにね。
しっかし、こないに花、咲くかね!?
あのひとは、あのひとに初めて会うときに「あのひとに会うってことは
わたし妖精さんを殺すってことね。そういうことね。って包丁をしっかり
握り締めて会いに行った」とか言っていた。ぼくならば包丁としての花束を
持って行きたい。けれど困っている。花束なんて買ったことないし、花束の
持ち運び方も、渡し方も知らない。それらが決して喜ばれることのないもの
だということだけを、知っている。
そのうえ困っている。花束を渡さないという選択肢がない。どういうわけだろう
買い方も知らないはずの花束を、ぼくは既に持ってしまってる。胸いっぱいに。
愛と呼んで差し支えないくらいの、まばゆい光に照らされて、淫らに花弁を
開いている。どういうわけだろう。
枯れることを忘れた永久機関の視る夢みたいだ。
この花が
どんなにすごいか知っているのは世界中に私しかいない。
でも、どうしよう。
あのひとのことが分からない。
あのひとが、なにを思うかがわからない。
あのひとに、どんな印象を与えてしまうかこわい。
笑いものにされるなら構わないけれど不快感を与えたくないよ。
わからない。あのひとのことが、わからない。
あのひとの先祖が誰なのかが分からない。
あのひとの血圧が分からない。
上がいくつで、下がいくつか、わからない。
上が何桁で、下が何桁なのかも、わからない。
だいたい上は3桁、下が2桁台だと思うけど。それさえ確信できない。
わからない。日本語以外の言語がわからない。
英語は、そこそこ分かるけど。韓国語や中国語も、ほんの少しだけ
手話もほんの少しだけ。でも、ほとんどわからない。なのに
どうやって、こみゅにけーしょんできるだろう。あまつさえ
日本語もわからない。あまつさえの使い方が合っているのか分からない。
利き足が分からなくなっている。と、Enya-Sangがリリースパーティーで
言った。もちろん兄の方が。言った。弟は黙りこくっていた。微動だにしない。
兄は、いつもふざけているひと、と思われているかもしれないけれど、
ボケたおすふりをして本当のことばかりを言っていた。レモンさんと出会って
なければ、あの定食屋には行ってないかもしれない。というボケを言っていて
私は立場上「ピンと来ないわ!定食屋を紹介したことないし!」的な
「 ツ ッ コ ミ !」を、「 し た !」けれどもが 実のところ
よく、分かるよ。
と、内心。思っていた。それでもまだ
兄はボケているふりをして本当のことばかり言ってるかどうかが分からない。
どういうつもりか、なんて分からない。ただ、ぼくには、面白いのは弟で
いつだって面白いのは弟だけだった。兄が面白いのは配布CDの中での
コリコリ感にやられて。っていう曲の最後でフェイドアウトしながら囁く
ごめんょ… の言い方くらいのものだ。
わからない。なんの話をしているのかが分からない。
あのひとのことしか考えられない!と思いきや、そうでもないのだった。
Enya-Sangのことだって考えられたし、家族のことや、あまーつさえ
仕事のことだって考えられるのだ。仕事のことを考えるなんて、もう私は
自分のことが分からない。なにもかも分からない。かわいこぶりたい。
CANDYが沁みるよ。 あたたかい甘い、煙が。 しみるよ。

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