ポエトリー・スラム・ジャパン 2016
日本国内の全日程が終了したので書きたい。
ぼくは馬野ミキが好きすぎィ るので
準決勝で敗退してしまったのが残念すぎィ た。
グループAトップバッターという出番順は運命か
勝ち抜いたsmokeと、わずか0.1ポイントの差
出番順が違えば? 審査員が違えば?
そんなケチくさい話は似合わないだろう
トップバッターでも、いきなり満点を出すくらい
圧倒的でないなら敗北だろう 馬野ミキなんだもん
それでも2本目のパフォーマンスは神気味だったし
だからこそ
奇跡そのものである作品を、あと3本、観たかった想い、ある。
全国優勝、日本代表となったのは大島健夫。
完璧とも思えるほど極限まで鍛え上げられた、朗読のためのテキストと肉体
さながらサイボーグのようでありながら、やっぱり実は人間なので
あの強さは日々のたゆまぬ鍛錬によって塗り固めた鉄の鎧なのだと思う。
準決勝から決勝までの待ち時間に幾度となく繰り返していた「苦しい…」という呻き。
地区大会の時に言っていた「人を殺しに行くのに生きて帰るつもりはない」という言葉。
今大会にかける覚悟が、どれだけのものであったか。
それは、最終結果が発表されパリ行きが決定した瞬間の
膝から崩れ落ちる大島健夫の姿にあらわれていた。
馬野ミキが神ならば、大島健夫は超人的だが人間。
正々堂々スポーツマンシップに則り、武道のこころで
世界一を狙える。世界に誇れる、日本代表の誕生だ。
20数カ国の代表が集う朗読ワールドカップ
Grand Slam de Poésie 2016 は、5月26〜29日
フランス・パリにて開催。
生中継は深夜ですけど今年も応援しちゃいましょ。
P.S.
昔の僕なら全部の戦いについて、事細かに書いたはずだけど
今はブログ書けないマンに変身したので2人についてしか書けなかった。
こんなまとめもあったり
http://togetter.com/li/946951?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
このまとめ以降にも出場者がレポートというか気持ちを吐露したような文章を発表しているゆえ
ツイッターのハッシュタグ #ポエトリースラムジャパン とかで探してみてプリーズ

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