”キャッチ・コピー”、恋文を書くにも冒頭のフレーズが大事だよね。「愛してマスタード」とか、「愛してますおです」とか、「愛してマスカラ」とか・・・。
いわゆる編成会議でA&Rというヒト達は自分の担当商品を社内の主要セクションのヒト達に説明(プレゼン)することを毎月やってます。その説明の時、第1声が重要になります。それこそキャッチ・コピーに他なりません。
音楽アルバムのキャッチ・コピーには大きく2つが考えられます。
ひとつはアーティストに係わるもの、
もうひとつはアルバムに係わるものです。
わたしが短い(?)A&R経験で自画自賛的に気にいっているのが、
”コステロ一座はヒトを喰う”です。
キャッチ・コピーを作る際に気をつけたいところ。
@できるだけ簡潔に。
A”絵あるいは、シーン”が見えてくる言葉を使う。
Bストーリーをインスパイア(想起)させる表現。
Cメインのキャッチ・コピーは情に訴えるもの。細かい説明的情報(第2作目、最新録音、全米チャート○位など)はサブコピーで表記する。
真木準さんのようなコピーライターの書いた本などを読んだり、電車の吊り広告のキャッチ・コピーを読んだり、新聞・雑誌の広告をチェックするなりキャッチ・コピーの感覚、センスを磨くチャンスは沢山あります。その中でも恋文を書くのが一番いいですね。当方はあまり経験ないですけど。

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