ISRC(International Standard Recording Code)というのは国際的に管理されている原盤権および著作権保護のために音楽の原盤1曲毎に付与されたコードをいいます。
各原盤楽曲の戸籍にあたるようなものです。CDを発売するにしろ、音楽配信をするにしろ、海外市場も含めて、しっかりしたコンテンツ・ビジネス、商売をするには欠かせないものです。
実際にコードを取得するには、まずレコード協会のサイトから、ISRAC受付センターに、アクセスして、必要書類をそろえて、申請をすることになります。
具体的に必要となるのは以下の3点セットです。
1. 「個別ISRC申請書」
法人の場合:「申請者名」にISRC管理者の認印、「法人代表者名」に印鑑証明と等しい印を押印する。
個人の場合:「申請者名」に印鑑証明書と等しい印を押印して下さい。
2. 謄本/住民票
法人の場合:事業目的に「音楽レコーディング製作」(自社(自己)が権利を有するオーディオ又は音楽ビデオレコーディングの製作者(又は権利者)であること)が含まれている商業登記簿謄本。(発行3ヶ月以内、コピー可)
個人の場合:住民票の写し原本(本籍の記載無し可、発行3ヶ月以内、コピー不可)
3. 印鑑証明書(発行3ヶ月以内、コピー不可)
印鑑証明書や商業登記簿謄本は各地区の法務局の事務所に行き印紙代1500円也を支払って用意します。一方でレコード協会のWEBサイトにある「レコーディング情報 WEB申請フォーム」に楽曲情報を入力し作成して下さい。あとは上記受付センターとのメールのやり取りで書類を完成し、センターの指示に従って上記書類をセンター宛に送るだけです。書類がセンターに到着後3営業日くらいで、該当ISRCコードが付与されて、メールでこちらに通知されます。
個人でも同じような手続きで取得が可能です。

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