プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスと並び3大テノールと称されたルチアーノ・パバロッティが、昨日9月6日死去された。享年71。ご冥福をお祈りいたします。
2006年のトリノオリンピックの開会式では「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」を歌い、開会式の掉尾に花を添えている。パバロッティというと一般の音楽ファンにとってはシューベルトのアヴェ・マリア、ロック・ファンにとっては、クイーン(ブライアン・メイ)やU2のボーノとの共演が印象深いかもしれない。日本にも数多くのパバロッティのファンがおり、そのまた多くがイタリアまで”彼の声”を聴くために渡航している。(たまたまか、うちのマンションの上階に住むご夫婦がその例です。)
今期フィギュア・スケートの音楽選定が今まっ盛りだが、毎年その期の世界大会の開催地にあわせて選曲する選手も多い。荒川静香さんが「誰も寝てはならぬ」と「アヴェ・マリア」を選曲していたのも、パバロッティの演目ということを意識していたに違いない。
2008年3月はスウェーデンのイエデポリで世界大会がおこなわれるが・・・・。ABBAですかね。そういえばベニー・アンダーソンとトム・ハンクスがABBAのミュージカル「マンマ・ミーア!」を映画化していて、今年末にも公開されるという話もあるし・・・・。グリーグはノルウェーだし、カーディガンズ???当方なら「ああ 麗しきヴェルメランド(ディア・オールド・ストックホルム)」をおすすめしたいところ。エキシビションでは誰か取り上げると予想します。

0