今日久し振りにシベリウスの曲をカンテレでさらってみました。
やはりクラシックは音楽の構築がしっかりしていて弾いていても気持ちが良いし清々しい気分になります。
小型(5弦)カンテレや中型(10弦〜19弦)カンテレは民族楽器なのでレッスンしていてもそれほど楽譜に忠実ではなくてもよく音楽を楽しむ気分で指導や演奏をしていますがクラシックとなるとやはり別物です。それなりの難しさがあります。
今月フィンランドからカンテレトッププレイヤ−が一組と一人来ました。
一組はティモ・ヴァ−ナネンさんとサリ・カウラネンさん。もう一人はエヴァ・アルクラさん。
共にシベリウスアカデミ−出身ですがカンテレ学科には二つの科があります。一つはフォ−ク学科、もう一つはカンテレソロ学科。ティモさんとサリさんはフォ−ク学科出身、エヴァさんはソロ学科出身です。同じカンテレ学科でも科が違うとちょっとテクニックも違います。
民族音楽にはクラシックにはない自由さがありクラシック畑を長いこと歩いてきた者にとっては何てアバウトなんだろうと思いましたが、これはこれで楽しい!!!
また民族音楽を弾いたりしていて突然クラシック音楽を弾いてみると崇高な音楽に出会った気分になる。
毎日色々な音楽に出会えるということは私にとってとても意義深く、楽しく豊かな人生を送ることができてこんな幸せなことはない。
カンテレに感謝





次の曲は今日私が練習した曲。シベリウス作曲「即興曲Op6」演奏は オルガ・シュシュ−キナさん。

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