今日が最後のレッスン日。どの先生とも別れを惜しんだ。
カンテレ制作も最後の弦張りに入った。いくらやってもうまくいかない。エルッキが気を利かせて「もし大変であれば僕がしてあげるよ」と言ってくださったが、何とか最後まで自分の手で作りたかった。今夜、生徒によるコンサ−トがある。私はコンサ−トカンテレで「さくら さくら」を弾くことになっていた。今朝から何も練習していない。夕方5時になった。「練習しなければ」と気持ちがとてもあせった。エルッキに事情を話して弦張りをお願いすることにした。お願いしているうちにとても情けない気持ちになって涙が溢れてきた。エルッキは快く了解してくれた。感謝!!!

夜18:30からコンサ−トが始まった。このコンサ−トには近隣の住民も数人聴きに来ていた。演奏はソロやアンサンブルなど色々あって結構バラエティに富んでいて良いコンサ−トだった。私は「さくら さくら」を弾いた。とても良く弾けたと思う。コンサ−ト終了後、一般客である老夫妻に声をかけられた。とても感激していた様だった。また 同じ棟の若い女の子が日本にお友達がいるらしくこの曲を知っていた。「楽譜も持っているのよ」と言ってわざわざ部屋まで取りに行って見せてくれた。そして「私は一緒に歌っていたのよ」とも言ってくれた。どこで弾いてもこの曲は喜んで頂ける。Eija先生もとても嬉しそうだった。N子さんも15弦とコンサ−トカンテレで演奏した。

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