平成27年度の全国の接骨院数は5万院以上、登録されている柔道整復師数は約6万3千人です。毎年約5千人が増え続けていて「柔道整復師10万人時代」になろうとしています。深刻なのは療養費の伸び率です。平成18年は3630億円、5年後の平成23年で4085億円と10%しか伸びていません。しかも、平成24年度では3985億円となんと反対に100億円も柔整療養費が減っています。1986年の柔整療養費は、約1200億円しかありませんでしたが、27年後の2013年には、約4000億円になりました。柔道整復師数も3倍以上になったことを考慮するとそれほど多いとはいえません。1986年の国民医療費は約17兆円、医科診療費は約15兆円、歯科診療費1,8兆円、薬局調剤費3500億円です。これが2013年には、国民医療費は約40兆円、医科診療費は約30兆円、歯科診療費約3兆円、訪問看護2兆円、薬局調剤費は約7兆円になりました。驚くことに薬局調剤費は、27年間で約6兆7千億円も増えました。倍率では、医科診療費が2倍、歯科診療費1.5倍、薬局調剤費は、なんと20倍です!薬剤師が20倍になったわけではありません。どう見ても異常な増え方です。この理由はハッキリしていて、効果がない認知症予防薬や高血圧や高コレステロール予防薬を湯水のごとく患者に投与したからです。1985年の人工透析の患者は6万でした。2017年現在、なんと32万人です。この30年で5倍以上に増えました。透析患者の年間の医療費は約500万円なので2兆円が透析医療に使われています。問題はなんでこんなに透析患者が増えたのかでありす。糖尿病から起こる腎臓疾患が多いにしては増え方が異常です。その原因もハッキリしています。医者が透析患者を作っているのです。少しでも腎機能が低下した高齢者に短期間でシャントを作り、透析漬けにさせる。その後の人生なんかお構いなし。介護認定審査会でこのような要介護者の資料をたくさん見ます。これでは国民医療費がいくらあっても足りません。医師のデタラメな医療行為を誰が止めるのでしょうか?

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