私の経験からいってsaxを始めて3年ぐらいは演奏もさることながら取り扱いに慣れていないと思うんです。その楽器を大切に大事に思う気持ちはあるのですが、見に付いてないということです。
私が最初に経験したのはネックにスワブを通していて布が丸まっていたので詰まってしまったことです。これは結局楽器やさん預けになりました。
アルトからテナーに持ち替えてからは、その大きさが身に付かなくてよくぶつけました
。最悪だったのはドアのノブにベルの開いた所がぶつかって凹んだことです。気持ちも大いにへこみました。
一般的にキーやポストに力がかかるような持ち方はしないと思いますが、管体とベル、管体そのものが捩れるような持ち方も禁物だと思います。ネックやマウスピースを外す時など慎重にしなければなりません。
楽器が演奏によって酷使されるのは本望だと思うのですが、取り扱いが悪くて凹まされるのはかわいそうです。あちこちのボードで良い楽器がほしい云々という書き込みがありますが、演奏以上に取り扱いが身に付かない内はカレッジモデルでもいいのかなあって思います。高級な楽器の方が大事にするって声が聴こえそうですが、私が手放したsa80テナーなど私が初心者の内に買われたばかりにボコボコにされたんですから・・・。いずれにしても時間をかけて経験することが必要なんだと思います。
よく、楽器を持って出かけると「持って上げる」と言われますが私は極力肌身離さず自分で持っています。それから、「置いて上げる」と言われたら、「ねかしておいて」と言います。ケースを立てかけて倒れるより、最初から倒しておく方が間違いないです。笑い!
それにしても、軽いケースは楽だなあ。82z ulのケースはそこそこ良いです。
ケース選びのポイントとして強度と小物の収納とかもあるしね。それから、左肩にかけられるようにもなっててほしいんですが・・・。

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