久しぶりのフルモデルチェンジ、マツダロードスターを見てきました。残念ながら試乗車がまだ無かったため実際にのって運転はできませんでしたが、かなりよくなった印象を受けました。デザイン面ではフロントマスク、う〜ん・・・正直言ってあんまり好みじゃないかな。ちょっと精悍さが無い様な気がします。シートに腰をおろした感じや、カタログスペック、ドアの開閉から感じることのできるボディ剛性などはかなりのレベルに来たなって気がします。ただ、試乗したときに感覚的に気を付けなければいけないのはたぶんオープンカーとしての性能をうまく感じ取ることができるか、ということではないでしょうか。曲げやねじれの剛性が上がった、ボディ剛性が格段に旧型に比べよくなったということはカタログの数値からよくわかります。しかし、あまりに剛性という点に注目してしまうと、過剰な期待になりかねない、普段乗っている車(ちなみにRX-8ですけど)と比較してしま、うといった間違いに気づかないかもしれません。オープンカーはボディ合成といった点で構造上、箱の車にはどうしても追いつけないといった面があります。(蓋のしまった箱と蓋の開いた箱の違いですね)そのへんに気づかずに普段乗っている車と単純比較してしまうとその車の持っているすばらしい点に気づかないかもしれませんね。
最近はサッカーに関していろいろな情報があり、すばらしいゲームもいっぱい見る事ができる、そんな恵まれた時代になってきました。しかし、そうするとどうしても子供に多くを求めてしまう、大人のサッカーや、何でもできて当たり前といった選手を育てようとしてしまう、そんな指導をしてしまいがちです。
オープンカーにはオープンカーじゃないと味わえない楽しさ、すばらしさが沢山あります。オープンカーに箱の車のすべてを求めても決して楽しい車は生まれないはずです。小学生や中学生に、大人のサッカーを求め過ぎるともしかしたらその選手の持っている可能性、すばらしさに気づかないかもしれない、選手のカテゴリーにあったプレーを求めないと見えるものも見えなくなるかもしれない、そんな気がしました。
とりあえず早く試乗したいな〜!(スポーツカーは精悍な顔が求められるけどサッカー選手は精悍な顔じゃなくてもプレーがすべてだから、スポーツカーより幸せかもしれないね。代表の大黒選手も・・・)

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