どうも最近選手の皆さんに緊張感がない。
特に6年生に顕著に見受けることができる。
練習なのでリラックスすることも大切。けど…
話をきちんと聞かないのが当たり前、約束を破るのが当たり前、そんな方向になりつつある。反抗期なのだろうか?
やさしいことと甘やかすこと。
褒めて伸ばすことと間違っていても責められないということ。
こちらもそうだが、どうもそのあたりをはき違えているのかもしれない。
プレーに対してもそう。
チャレンジすることは大切。
しかし、
チャレンジ=失敗してもいい
ということではない。
よく、失敗してもいいからやってみろ、といった声を聞くがそうではない気がする。
プレーする前から失敗してもいいといった気持ちで臨むのではなく、絶対に成功させるといった気持ちでチャレンジし、その結果失敗するのはしょうがないのだと思う。
ゲームに対しても最初から勝つつもりで取り組まないということはあり得ない。
ほとんどのトレーニングは勝負に勝つためのもの。
なのに、負けてもいいからということはあり得ない。
トレーニングはドリル一つとっても、やる人間の気持ちで成果は変わってくる。
常にどうやったらうまくできるか、絶対に失敗しないといった気持ちで取り組むのとそうでないのでは何倍も違いが出る。
真剣に取り組も事はカッコ悪いことではない。
昨日の練習ではそんなことを強調してみた。
ほんの少し変化があった気がするが、それは言われた直後だから。
すぐに忘れる選手もいる。
習慣になるまで時間がかかるが、きっとできる。
ちょっとした違いにこちらが気付かないと選手が緩みっぱなしで練習時間そのものが無駄なものになってしまう。
こちらの注意力を問われるかもしれない。

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