台風の影響?
まだ近づいてきていないから違いますね。でも雨降りでそのわりには暖かい朝。
やっぱり影響なのでしょうか?
大きな力に影響される、お天気じゃなくてもよくあること。
まあ、私の行動やこのブログでもよくあること。
自分自身が選手としての実績がなかったり、指導者としてもたいしたことないもんだからついつい他所からの引用とかしちゃいます。
虎の威を借る
とか
他人のふんどしで相撲を取る
こと、得意です(笑)
まあ、高度成長期の日本の工業製品みたいなもんだと思ってください。素晴らしいものを参考にしてよりよい物作りをしようって気持ちと一緒です。
もとアルビレックス新潟の選手で、現在は新潟市議の梅山修さんの14日のブログに非常に共感しましたので紹介します。
http://blog.livedoor.jp/umeyamaosamu/
『もっと前!もっと降りろ!
ツートップじゃねんだぞ!
ワンサイドカットしろっつてんだよ!
なんでソコなんだ!なあ!なあ!おい!
誤ってピッチにボールを入れてしまった子には、
30分以上の罰走…
あなたのサッカー感を押し付けないて下さい。
プレーを命令しないで下さい。
サッカーの失敗に罰を与えないで下さい。
どうか楽しいはずのサッカーをキライになりませんように。
そしてサッカーを愛する大人のみなさん。
どうかそういう指導もあるんだななんて思わないで下さい。子どもの心を支配するようなコーチがいたら厳しい目で見てください。』
5年生の長岡市の試合でもこんなシーンはあります。
ご父兄の方も、厳しい言葉を浴びせかけるから一生懸命って思っていらっしゃる方もいるかもしれません。
確かにサッカーですから大きなピッチに声をとどかせようと思ったら大きな声になります。
選手の受像機の感度が下がっていたら、指導者のボリュームをあげて、強い言葉になることもあるかもしれません。
選手の気持ちを奮い立たせるために、ついつい興奮してしまうかもしれません。
でも、
目的は選手を思い通りに動かすことではなく、選手が自分でできるようなことですからね。
以前も書いたことがありますけど、
リスペクト
って言葉で言っておきながら、他のスポーツに対するリスペクトはしないのか?
罰で走らせる?
走ることを罰に使う?
高橋尚子さんなんかは走ることが楽しい楽しいって言っていますよね。
サッカーの罰に走ることを使うって、走ることに対する冒涜ですよね。
運動嫌いな子に罰としてサッカーをさせるって言ったら、サッカー関係者は嫌な気持ちになるでしょ!それと一緒だと思うんですけど。
他の競技に対してもリスペクトしているのならば、指導者がその競技を罰に使うってもってのほか。そんなことして
リスペクト
ってことを伝えられるの?
子供が自分の思うように動いてくれないから罰を与える。
そんなものは必要ありませんよね。
我々はサッカーの指導者であって
宗教家でも調教師でもありません。
洗脳したり
調教したり
そんなことを目指すのではなく
選手の自立を目指さなくてはいけません。
洗脳したり調教した方が見てくれのいいサッカーを披露することもあるかもしれません。
でも
指導って
私の思い通りに動く選手を育てるのではなく、
最終的には私を必要としない、その上で感謝や敬意を払うことができる自立した人間に育つことを目的としなければいけないんだと思うんです。
このブログを読んでいただいている方に
より説得力を持たせるためには
これからも虎の威を借る行為、遠慮なしにやりますよ(笑)
ただそれは
私自身のステイタスのためではなく
選手の成長にプラスになるからやっている行為であるということ、
それだけはご理解いただきたいと思います。
まあ、酒飲んで毎晩トラになっているので威を借りなくてもトラなんですけどね(^_^;)

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