引っ越し疲れが抜けないのか
それとも会社での力仕事の疲れが出てきているのか、
どっちかわからない水曜日の朝です(笑)
昨日はいつもの夜間練習。
ファーストタッチのコントロール、技術的にすぐ身につけるってよりも、その大切さを理解できるようにってことに時間を割いてみました。
まずはインサイドでダイレクトのパスを連続。真っすぐ出してもらったボールをまっすぐ返すだけ。10mくらいの距離のパスを2m程度の範囲にきちんと納めて連続で成功させるというシンプルなもの。まあ、どこでもやっていますよね。
そのあとに、ファーストタッチでボールを前方4mくらいのところに動かし、2タッチ目で相手にパス。
『スピード上げよう!』
って声をかけたら、ファーストタッチ目のボールはゆるく遅いボールにして、相手に対するパスは速いボールにする選手が続出。
でも、これって、自分には甘く、相手にはきついっていう発想ですよね。私の言葉の使い方も悪かったので即座に訂正。
『ファーストタッチで相手ディフェンスに追い付かれないように早くボールを動かして、その後味方に受けやすいいいボールの質で!』
っていうコンセプトで改めて再開。
このあたりで、選手によってファーストタッチのボールの質が変わってきます。
マーカーコーンのところで2タッチ目のパス。でも、ついついその場所をオーバーしてしまう選手。
逆に、ミスしたくないから無理せず、自分のできる範囲の強さでしかボールを動かさない選手、トレーニングなのにね!
『ミスしちゃいけないのは当たり前。
でも、トレーニングにおいてミスしないようにできることだけやってそれが上手く行ったからって何になる?』
そんな問いかけに、ボールの質を変える選手、
それでも変えない選手、
様々です。
ゴルフの名言、
『(パッティングは)届かなければ永遠に入らない』
って言うのがありますけど、
それに似ている気がします。
トレーニングでチャレンジしなければ、永遠にできるようにならない。
ボールを強く出せない選手はミスしたくない気持ちが強いのでしょう。
でも、その気持ちがあって、その上でファーストタッチでも思い切って速いボールコントロールできる気持ちの強さを身につけてほしいものです。
富曽亀さんの現6年生と一緒にトレーニングできるのはあと1回。
このメンバーとは、トレーニングだけのお付き合いでしたからどこまでこちらの気持ちが伝わったのかわかりませんけど、泣いても笑ってもあと1回。
残り1秒まで全力で取り組みたいと思います。少しでも、なんでもいいのでつかんで、次のステージに登ってほしいものです。

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