会社でも家庭内でも実質的には同じなんでしょうけど、人間関係の難しさっておそらくは一生付き合っていかなければいけないことですよね。
大きい会社でも小さい会社でもその難しさはあんまり変わんないんでしょうけど、その人間関係のしがらみの中で生きているからこそ覚えること、沢山あります。
会社なんかでは、自分は意見を言っているつもりでも、言われた方にしてみればたんに文句を言われている感覚になることよくあります。
言っている側も、間違いを正そうというよりも文句を言うことでなんか自分が偉くなった感覚になるって言う人、結構いますよね。目的が文句を言うことになってしまっている残念な人、以外と沢山います。
別に人を批判することで自分のステイタスを上げようとしなくてもそれなりのことやっているんだから言わなくてもいいのにって言う残念な人、社内には結構いるんじゃないでしょうか?先日もそんなふうに感じることが会社であったもんで。
文句と意見の境界線、難しいですよね。
サッカーの練習中に子供の口から発せられる言葉、この境界線に注意して聞いていないとせっかくいい物を持っている選手の成長が停滞してしまいます。
子供だから思ったことがストレートに口をついてでてきます。
まあ、大人でも沢山いますから子供だったら仕方がないかも知れません。
大人だったら『あなたの言いたいことはわかる!』って言えるような言葉でも、子供同士では単に文句言われているだけになりがちですよね。
『何やってんだよ!』
『持ちすぎだよ!』
『ちゃんと出せよ!』
『抜かれんなよ!』
子供がよく使う言葉です。
これもっとポジティブないい方できないんでしょうか?
基本的には、今のプレーがミスになったのはこうだから、次はこうしようって言う内容の表現にすることで文句がアドバイスになります。
その場の文句ではなく
次のプレーが成功するための言葉
そんな言葉を使えるようになってほしいものです。
先日のトレーニングでも、タッチ回数制限したオーガナイズの際に
『何回触ってんだよ!』
って声が聞かれました。
その時はもう少しその行為が明確になるまで待とうと思い黙っていましたが、内心は
『そのプレーに対して自分は助けることできないの?』
って思いました。
タッチ回数制限がある
その選手がその制限を超えそう
だったら近づいてカバーしてあげればその選手は助かるのに、自分は動かずに文句言っているだけ。
文句を言う前にできることも沢山あるはず。
そのあたりをこれからもう少し追求していきたいですね。
結局は高いところに行く選手って自分を律することのできる選手。
自分を甘やかして責任の所在をよそに持っていくメンタリティでは高いところにいけません。
自分にあまりにも厳し過ぎて周りがついていけない、そんなだったら話は違いますけどね。
今は、仲間を思いやることからスタートかな?
選手にレベルの高い優しさを求めたいと思っています。

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