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2012/12/18

サンタクロースは来なかった  失笑の日々

忙しさにかまけてホッタラカシだったブログ。
なんと一ヶ月も更新していなかった・・・。

もう、年末になってしまいましたねぇ・・・。
 
毎年、この時期になると子どものころを思い出す。

イベントのなかった我が家・・・。幼稚園に通う前の、5歳ころだったと思う。

 中小企業の経営者だった父はクリスマス前後になると大抵、私たち兄妹からこの話題が出ないように不景気感を漂わせていた。

従業員もいたし、住み込みの身の回りのことをやってくれるおねえさんやお兄さんたちの賞与や取引先の支払い、倒産した会社の不渡り手形があったりして、楽な経営状態がいつも続いたわけではないだろうから、子どもの立場でも何かをねだるとかものを欲しがることも少しずつ忘れていったように思う。

ある年のクリスマス前に、サンタクロースなんてホントは居ないことがうっすらわかりはじめながらもずるがしこくしらばっくれて「〜が欲しいからサンタクロースに頼もう」と聞こえよがしに話すと(←嫌なこどもです)

「サンタクロースか?死んだで。夏ごろまではこのあたり、時々歩いてるのん見かけたけどな。どこやらで車にはねられてな・・・」

と言った。

・・・さすがにちょっとショックだった。

「サンタクロース死んだん!?もう、うちには来ぇえへんの?」

「そのあと、次の人、決まっててんけどな、夜逃げしてん。その前のじいさんは定年で家売って引っ越した」

・・・サンタクロースが事故死に夜逃げに、定年退職・・・。

普通の子どもだったら意味がわからなかったと思うけど、商売人の子どもは定年やら夜逃げの話はなんとなく切なくて哀しい話だということが両親の様子で察知する能力を身につけているので、もう、それ以上、問いただすことはできなかった。

 先日、父の見舞いに大阪に帰ったとき、父の眠っている顔を見て、またそのことを思い出した。

いまから思えば、残酷だけど笑いのセンスはバツグンの父だと思う。

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