高速道路もパワフル、水冷・4バルブエンジン
新設計の水冷・4ストローク・SOHC・155cm³・単気筒・4バルブ・FI(フューエルインジェクション)採用のCVTエンジンを搭載。低振動化にこだわりつつも11kW(15PS)の最高出力と豊かなトルク特性が、スポーティな走行性を実現します。優れた燃焼効率は環境性能にも貢献。
さて、以前の日本では中途半端過ぎてほとんど売れないクラス・・・150tクラス。
ファミ特は使えないし、税金、有料道路、フェリーで不利なうえにほとんど125tと変わらない性能だから売れなくて当たり前だったんですがね・・。
唯一の利点は”高速に乗れる”こと?
でも、諸条件が変わらなければ250tを選んじゃいますよね?
そんな中、このクラスに風穴を開けたのがホンダ PCX150
PCX125乗ってる私でも、当初は「これは日本じゃ売れないだろ?よくてタイ並行輸入販売どまりだろうな」と思ってました。
それが、予想に反して日本国内正規販売決定!
蓋をあけると今や125t〜250tクラス売上No.1!
いや〜まるっきり予想を外してしまいました。
所詮素人のマーケティング論なんて糞喰らえって感じ?^^;)
成功の理由を考えてみたんですが、まずは世界戦略車ということで価格が安いこと!
そして、PCX125が爆発的売り上げを記録していたことがあげられると思います。このバイクはこれまでの原二乗り以外へのアピール度が高く、大型車からの乗り換えや買い足しが多かったと思われます。
そういった人々がまず最初に不満に思うのが”高速に乗れない”ことだったのでしょう。
つまり”維持費の安さ”以上に、快適を求める層が多く出現したと思われます。
PCX125→150への乗り換えはかなり多かったのではないでしょうか?
もう一つ、大きさの問題。
今の250tスク―ターのバカデカさはチョイノリや通勤向けではありません。
小さくて尚且つ排気量が大きいスク―ターを心待ちにしてる層が動いたと思われます。
私もその層に入ります。
事実PCX200tとPCX250tを望む声が結構ありますし(あくまでネット上の話ですが・・・)
つまり、150tクラスは普段の通勤・買い物に使えて、しかもイザという時高速乗れて、ツーリングにも十分使えるクラスなんですね。
・・・すると、「このクラスは車体の大きささえ変わらなければ排気量は限りなく250tに近づいていくのでは?」
という疑問が湧きますね。しかしそうはなかなかなりません。
150tクラスはほぼ世界共通クラスでありまして、つまり世界のどこでも売れる→大量生産が可能→車両価格ダウン→価格競争力アップ・・・日本だけコストかけて特別に排気量アップ車を作るメリットに乏しい・・・という状況になってます。
そういう意味では”仕方なく”日本でも150tクラスの市場が脚光を浴び始めたのでしょう!
マジェスティSそろそろ発売されますが、多分売れると思います。
私も次はこれに乗りたいな!なんて思ってますし^^;)。
KTMがこのクラスでスクーター作ってくれないかな〜・・・

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