『中高年ライダー急増中、50代以上が36%』
(読売新聞) - 5月8日-
『40代超6割、10代1割 高齢化加速 』
(産経MOTO)-4月16日-
・・・気になる記事です。
『「30歳代」は20%。「20歳代」と「19歳以下」の若者層は減少し、とくに10代は8%と1けた台にまで落ち込んだ。その結果、平均年齢は42.7歳と40歳代に突入した。 』
・・・・だそうです。
若年層にとってバイクはもう必要な存在ではないということでしょうか?
「バイク乗り」がオヤジの代名詞となってしまうのでしょうか?
あと20年後、バイク業界は風前の灯(ともしび)になってしまうのでしょうか?
上の数字から、昨今の中高年におけるバイクブームがバイク業界を牽引していると見てよいと思います。恐らくリターン組が大きな役割を占めているのではないでしょうか。そういう人たちは過去、若い頃にバイクに乗っていたり、憧れていたりしてた層です。お金に余裕ができた今、昔はかなわなかった夢を現実にしている層です。つまり、潜在需要があったわけです。
今の10代〜20代はどうでしょうか?将来リターン組として期待できる潜在需要は如何程でしょうか?
今の中高年のバイク需要を将来追い越すような勢いを若年層に感じないのは多分誰もが感じていることでしょう。
「夢を売る」とはどういうことか、今一度考え直す時期が既に来ていると思います。「夢のライフスタイル」にバイクというアイテムがどう関わっていけばいいのか・・・。
パワー競争や価格だけでは売れない時代となって早10数年・・・。中高年の潜在需要にだけ頼っていてはバイク業界は尻すぼみでしょうね。
そろそろ車並みのマーケティングが必要なのではないですかね〜・・。
今、もっともマーケティングに成功しているのはハーレーダビットソン社(HD社)だと思います。将来TVCM解禁されたとしたら、HD社がさらに日本を席巻してしまうのではないでしょうか。
パワー競争や価格競争ではない新たな方向「夢を売るマーケティング」でHD社は新たな価値の創出に成功したのではないでしょうか。
性能的には日本車の1/2しかないバイクに日本車の倍近い金額を注ぎ込んでも乗りたいと思わせるマーケティング力には悔しいけど恐れ入ります。マーケティングの軸がぶれてないので売れる商品を次々開発できるのだと思います。
ここはひとつHD社、ひいてはアメリカの外圧に頼って日本にはびこるバイクに対する偏見に満ちた行政や世間のイメージを変えてもらった方がいいのではないか、とさえ思いますね〜。「夫婦でかなえる夢のハーレーライフ!」なんて言って、イメージの良いTVCMバンバンして・・・
・・・・あ〜、なんか非国民みたいなこと書いてしまいましたが^^;)やはりバイクというアイテムを一部のマニアではない日本の一般市民に受け入れてもらわねば潜在需要も開拓できないでしょう。
まずはバイクを知らない一般市民に訴えるのに一番効果的なTVCMの解禁(YAMAHAはイメージ広告してますが、まだまだ足りません)、そして様々な業界とタイアップしていくことで様々な「夢のライフスタイル」を創出していくしかないんじゃないかな〜・・・
・・・と思う今日この頃です。
えらそうな事書きましたが、自分の仕事業界の行方すら掴めていない人間が書いてることなのでカチンとくることがあっても読み流してくださいね〜^^;)。
でわ!
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