西武3−10阪神
阪神先発は中6日の杉山、西武も中6日の帆足。
1回裏杉山は、先頭栗山にレフトにホームランを許し1失点。
しかし直後の2回表、1アウトからこの日スタメンファーストの町田が四球。
そして矢野凡退の後、関本がレフトへタイムリー2ベースで同点。
負傷の赤星に代わる代打上坂も、連続タイムリー2ベースで逆転。
2回裏杉山は先頭和田を四球、石井に2ベースで無死2・3塁のピンチ。
フェルナンデスに犠飛を打たれて同点に。
続く中島に死球、2アウト後に栗山に四球で2死満塁、赤田にも死球を与えて押し出し。
結局杉山は2回裏、4四死球を与えて逆転を許す。
4回表阪神は、2アウトから矢野がエラーで出塁、関本が安打、エラーで2・3塁。
上坂四球で満塁。 このチャンスに鳥谷がライトに2点タイムリーヒットで逆転。
5回の表1アウトから今岡が安打、スペンサーの内野ゴロで今岡が2塁へ。
ここで町田がライトへタイムリーで1点追加。
西武は先発帆足に代えて、2番手に正津をおくる。
阪神は6回裏2番手として橋本を投入。
阪神先発杉山は5回を83球、5安打、5四死球で3失点。
橋本は先頭フェルナンデスを四球、中島を外野フライに討ち取る。
ここで阪神は3番手に江草をマウンドへおくる。
江草は代打佐藤に2ベースを打たれて、1アウト2・3塁。
栗山に四球を与えて満塁もピンチ。
赤田を三振に取って2アウト満塁。
ここでこの回3人目として球児をおくる慎重な投手交代。
球児は「おかわり中村君」を三振に討ち取りピンチを凌ぐ。
7回表阪神は先頭金本が、西武3番手小野寺からホームラン。
続く今岡も連続ホームラン。
球児は7回裏西武の攻撃を、3者三振に討ち取る。
8回表阪神は西武4番手長田から、先頭片岡が四球、上坂犠打で2塁。
ここで鳥谷が今期初となる、2ランホームラン。
そして金本も2打席連続のホームラン。
最後は桟原が抑えて阪神連勝。
今日の勝因は球児の頑張り。
5対3で2アウト満塁と、一打逆転の場面での登板。
今話題の「おかわり中村君」を三振に討ち取り、阪神に勝利を引き寄せた。
そしてその裏の金本・今岡の連続ホームランで、完全に勝利を決定付けた。
あの慎重な岡田監督が、栄光の85年優勝を決めた西武ドームで優勝の予感!
今年の阪神は、ひょっとしてひょっとするかも?
阪 神 020210230=10
西 武 120000000=3
対西武5回戦(阪神4勝1敗)
【投手】
阪神=○杉山(3勝4敗)-橋本-江草-球児-ウィリアムス-桟原
西武=●帆足(6勝4敗)-正津-小野寺-長田
【本塁打】
西武=栗山(5号ソロ)
阪神=金本(16号ソロ、17号ソロ)、今岡(13号ソロ)、鳥谷(1号2ラン)

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