「大阪都構想」は、東京、大阪のツインキャピタルによい政策と思っています。
前回、この構想を応援してました。今回はフログで取り上げませんでした。
実現しなかったことは、残念です。
関西から離れ、30年になります。
今の大阪がどんな価値観になっているのか、わかりません。
敗因をぼくなりに想像してみます。
ぼくがいたころは、
「大阪都」に反対する人は皆無でした。
が、なぜ実現しなかったか。
戦後、大阪はいろんな改革をしてきました。改革すればよい方向に行きました。
が、今。
改革すれば、仕事がなくなる。
改革すれば、
便利になるけど、収入がなくなる。
加えて、
コロナの影響で経済は疲弊のどん底。
改革して、便利、効率化は消費者や株主にとってよいけれど、
日本で暮らす人間にとってそれが幸せにつながるのだろうか。
幸せにつながるかどうかわからない今、現状を維持しよう。
こんな考えだったのではないでしょうか。
成熟社会は「共生」というキーワードがなければ、賛同は得られないと考えます。
今回の選挙で、
「二重行政」をやめます。
効率化するのですが、それが幸せにつながりますか。ましてコロナで大不況。
ぼくならこうアピールします。
「大阪市」はなくなりますが、
今、「大阪府」「大阪市」に務めるみなさんの雇用は維持します。
「共生」しながら、東京とともに日本を支えていきましょうと。
大阪の「製造業」復活策も加えてアピール。
効率化して、便利になっても、仕事がなくなれば、不幸の始まりですから。
「東京都」は「東京府」から二重行政禁止で「東京都」になって、大成功しています。
だから、「大阪都構想」はそのマネですから、悪い政策ではありません。
タイミングが悪かったのでしょう。

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