先日テレビで、
生命保険系コンサルタントは現実を踏まえたアドバイスをしていたのに対し、
証券系学者が「不況の原因は、職務間移動が行われてないこと」と、
机上で考えたことを話してました。
今日のニュースで、ILO年次報告がありました。
仕事を通じてより良い生活を築いたり貧困から抜け出すことは一層困難。
以下がその記事です。
ILOは「2009年から2018年までの失業率の緩やかな低下は、終りを迎えているようだ」とし、製造業を中心に世界経済は減速していると指摘した。
多くの人々にとって、仕事を通じてより良い生活を築いたり貧困から抜け出すことは一層困難になっており、ILOのガイ・ライダー事務局長はこうした状況について、社会的つながりに極めて根本的かつ憂慮すべき影響を与える可能性があり、非常に懸念すべきことだ、と指摘した。
さらに「仕事に関する不平等や排除の問題は根強く、
何百万もの人々がまともな仕事や、より良い将来を手にすることができないでいる」と説明した。
失業者だけでなく、希望するだけの労働時間が与えられていない人、労働市場へのアクセスが無い人を含め、
約4億7000万人が満足な仕事に就けていない状態にある。[ジュネーブ 20日 ロイター]
証券業界は、
ぼくらが就職した1985年ごろは「絶対に行ってはいけない」と言われてました。
辞める人がものすごく多く、株の儲け話はウソが多いと。
1990年ぐらいから、バブルで株儲けが現実となり、証券レディという金持ちに憧れる人が出てきました。
証券業界のイメージは刷新し、よいイメージとなりました。
そしてバブル崩壊。
証券会社のデータがあちらこちらで使われ、終身雇用が悪のごとく語られるようになりました。
そして今、
全業界が辞める人がものすごく多い証券業界のようになってしまいました。
だれがこの責任をとるんだ。
テレビで証券系学者が「不況の原因は、職務間移動が行われてないこと」と話していたのを聞いて、カーッとなったのは僕だけでしょうか。職務間移動は簡単にできるものではありません。
証券業界はユダヤ人が仕掛けるアメリカ・ウォール街と同じ分野です。
PS
会社とは何のためにあるのか、原点に戻って考える時がきたのですよ。
株主がうるさすぎて業務に支障が出るようであれば、会社を株式会社でない形態にするのもありでしょう。
アマゾンは株式会社ではありません。
株式会社であれば、買収で乗っ取られるのも当たり前。
ユダヤ人がつくったリングでプロレスすることはないのですよ。日本人なら世界標準の土俵をつくれ。
会社は働いている人の幸せのためにあるのです。株主のためではありません。
PS 5年ぐらい前だったでしょうか。
日本の中小企業、
有限会社は強制的に株式会社同様、公開を義務化されました。
アマゾンは公開してるのでしょうか。
それとも長い物には巻かれよか。それなら、この政策を決定した大臣は国賊ということになるでしょう。
証券業界に文句を言いたい。
会社が繁栄しても、そこで働く人の待遇が悪くなれば何の意味での会社なのでしょう。
証券業界は、株主のためにある業界で、実際に働いている人のためのものではない。
証券業界にとって、働いている人は道具にすぎないのですよ。

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