「アメリカのLGBTだ、控えおろうー」と言われた瞬間、
「ハーハー」と土下座する人は、この本をおすすめします。
山口真由著「リベラルという病」
リベラル 対 コンサバ
リベラルはコンサバとの戦いで、
言葉尻をとらえて過剰に「差別だ」と反応します。実に息苦しい。
この意識は、
ビル・クリントンの公民権法から始まったそうです。(29ページ)
それが、いかなる意味においても少数者を差別しないとする
「ポリティカル・コレクトネス」へとつながっていきます。(32ページ)
先月の、
日経新聞には「LGBTQ」が紹介されていましたが、
44ページには、「LGBTQ」は今や、
「LGBTQQIAAPPO2S」まで、広がっているそうです。
こういうタイプもあてはまるのじゃなあい? とか言って、どんどん追加されているそうです。
少しでも違反に触れるような言動があれば、そのコメンテーターは職を失う。なんと息苦しい世の中か。
58ページには、
著者は、
リベラル信仰は宗教だと認識されてないことの弊害が大きいと指摘。
リベラルが宗教と認識されると、政教分離。
国家によるリベラル布教がおさまるかもしれない。
国家と一体になって、言葉尻をとらえ、個人の内面まで干渉しうるリベラル信仰は、ナチズムやかつての国粋主義と根幹のところでは同じ危険性を伴うと断じています。
人種間平等を「宗教」の域にまで高めてしまうことで、
タブーを作り出してしまったこともみのがせないと、マックウォーター教授。

口に出すと職を失うから話すことができない。
アメリカでもLGBTの賛同者は実質、半分もいないのですよ。
PS ビル・クリントンは、自分の娘が黒人ボーイフレンドを父に紹介したら、平然と受けられるのだろうか。(64ページ)

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